クラブ声明文

リヴァプールフットボールクラブは、南野拓実選手の移籍についてレッドブル・ザルツブルクと合意に達したことを発表する。

 

日本代表フォーワードの同選手は、本日、マージーサイドでのメディアカルチェックおよび個人条件に合格したため、1月1日より公式に本クラブの所属選手となる。

 

Liverpool.comに対し、南野選手は下記のように答えている。

「リヴァプール所属の選手になることは、自分にとって夢だった。その夢が叶ったことにとても興奮している。」

「プレミアリーグで戦うことは、自分の目標のひとつだった。ここは世界でもトップクラスのリーグだと思う。自分がサッカー選手として順調にキャリアアップできれば、いつかプレミアリーグでプレーすることができるだろうと思っていた。」

「でも、リヴァプールでプレーすることができるなんて、一度も考えたことがなかった。すごく嬉しく思っていて、楽しみでならない。」

 

南野選手は、今季のチャンピオンズリーググループステージにおいて、リヴァプールとの対戦を2度経験している。

10月のアンフィールドでの一戦で、24歳の同選手はスコアボードに名前を刻んだ。最終的にモハメド・サラー選手が決勝ゴールを決めるまでに、ザルツブルクは3点ビハインドから同点に追いついたのである。

直近では、リヴァプールがチャンピオンズリーグ16強入りを決めた12月10日のレッドブル・アレーナでの試合で、南野選手はザルツブルクサイドでのフル出場を果たしている。

 

さらに、彼はこう続ける。「あの2試合から、リヴァプールは高い技術力と熱意のあるチームだと感じた。」

「彼らのサッカーは本当にハイレベルで、これがチャンピオンズリーグ優勝チームなのだと痛感した。そう感じたからこそ、このチームの一員となってプレーできることをより一層嬉しく思っている。」

「自分の目標は、プレミアリーグとチャンピオンスリーグで優勝すること。そして、チームにしっかり貢献することだ。」

 

アンフィールドに移ることにより、彼は2015年1月にセレッソ大阪から移籍して以降5年続いたザルツブルクでのシーズンに終止符を打つこととなる。

南野選手はこれまでに、ザルツブルクで199試合に出場し64得点を獲得するとともに、2015年10月の日本代表デビュー以来22試合出場11得点を記録している。