ユルゲン・クロップ監督は、 “まさしくチームプレイヤー”である南野拓実選手が、水曜日にザルツブルクからの移籍に合意してすぐに、リヴァプールでの生活に馴染むだろうと期待している。

日本代表の同選手はメディカルチェックとヨーロッパ王者クラブとの長期契約へのサインを完了させ、2020年1月1日にリヴァプールFCに加入する。

ビデオ:南野拓実選手 - LFCでの初インタビュー

2015年のザルツブルクへの移籍以来199試合64ゴールを記録した南野選手は所属した全てのシーズンでリーグ優勝を果たしている。さらに、今季チャンピオンスリーグでのクロップ監督率いるリヴァプールに対する素晴らしいパフォーマンスで注目を浴びた。こうした経歴とともに、彼はアンフィールドにやってくるのだ。

さらにクロップ監督は、ナビ・ケイタ選手やサディオ・マネ選手らも以前所属していたザルツブルクでの南野選手の成長は、彼がリヴァプールに適応することを後押しすると信じている。

クロップ監督はLiverpool.comに次のように語った。「ものすごいニュース、素晴らしい契約だ。本当に本当に嬉しく思う。」

「サポーター達も最近の試合で彼のプレーを近くで見ることができた。みんなもう彼のクオリティは知っているし、私が声高に伝える必要はないだろうね。」

「タクミは非常に素早くて非常に賢い選手だ。すぐにスペースを見つける。ボールを持っていようがいまいが勇敢にプレーする、まさしくチームプレイヤーだ。さらに彼は他の選手のためになるように、全力を尽くす。」

「彼のチャンピオンスリーグでの経験は大きなボーナスだし、これまでのクラブや組織でもエリート環境を経験し、相応しい経験を積んできただろう。」

「我々のオペレーションチームはこの移籍を実現させ、素晴らしい仕事をしてくれた。マイケル・エドワーズとチームは称えられるに値するよ。」

「真のタレント性と野心を持ち合わせた選手達にとって、なぜザルツブルクが理想の加入先になるのかは明らかだ。ここ数ヶ月ザルツブルクとピッチ内外で時間をともにした経験から、現代のヨーロッパクラブの模範としての彼らの評判はこれからも上がっていくだろう。」

「タクミがこの素敵な街とクラブで快適に過ごせるよう、すべてのリヴァプールサポーターが力を貸すと、私は確信している。」

「もうひとつ自信を持って言えるのは、特に日本でのLFCファミリーメンバーがさらに増えただろうということ。才能ある日本人選手のうちのひとりが加入したことで応援し始めてくれたファンの皆さんに、“ようこそ”と伝えたい。リヴァプールはファンにとっても特別なクラブだよ。」