トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がリヴァプールの12月のStandard Chartered月間最優秀選手に選ばれた。

リヴァプールがプレミアリーグ首位の座を強固なものにし、チャンピオンズリーグではベスト16に進出、さらにはFIFAクラブワールドカップを勝ち取るなど、印象深い12月を通してこの右サイドバックはチームのキープレイヤーであった。

 アレクサンダー=アーノルド選手はリーグ戦・カップ戦合わせて8試合に出場し、1ゴール4アシストを記録。ボクシング・デー(12月26日)に4-0という最高の勝利を収めた2位レスター・シティとの一戦では見事な低い弾道のシュートを決め、その試合のマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

この21歳の傑出した成績は月間最優秀選手のファン投票において、それぞれ2位と3位になったロベルト・フェルミーノ選手とモハメド・サラー選手を退け、見事最多得票を獲得した。

メルウッドでトロフィーを授与されたアレクサンダー=アーノルド選手は、Liverpoolfc.comに次のように語った。

「これはファンのみなさんからいただいた最高の賞で、それには多くの意味がある。全体を通してクラブにとっていい1ヶ月だった。言うまでもなく、我々はトロフィーを獲得し、プレミアリーグでもよい結果を残した」

「非常に光栄だし、このいい調子を保つことができればと思っている」

動画:Standard Chartered月間最優秀選手を獲得したアレクサンダー・アーノルド選手

クラブワールドカップの優勝により、チャンピオンズリーグとUEFAスーパーカップに加えてリヴァプールは2019年3つ目のトロフィーを掲げた。

そして、その名誉を獲得したレッズで最初のファーストチームになったことの意義はアレクサンダー=アーノルド選手の中で失われていない。

12月のハイライトについて聞かれた背番号66は「カタールでトロフィーを勝ち取ったことは、クラブがこれまでに成し遂げられなかったことで、クラブの歴史の重要な1ページになった。これは我々にとって本当に素晴らしいことだ」と語る。

「レスターとの試合は大事なもので、ダービーでの勝利もそうだった。そして大差で勝利できたことも意味のあることだ。全体としていい1か月だった」

アレクサンダー=アーノルド選手は次のように付け加えた。

「チームの能力的な観点から言うと、トロフィーを勝ち取ることは自信を与えてくれるにしかすぎない」

「シーズン途中に違う国(カタール)に移動することがあったが、それは調子を崩すことにもつながりうる。我々はそうすることになり、さらには延長戦をも戦った。非常に難しかった。だがその後にここに戻ってきてレスターと戦ったときの我々のプレイは信じられないほどいいものだった」

2019-20 Standard Chartered月間最優秀選手

8月:モハメド・サラー選手

9月:ロベルト・フェルミーノ選手

10月:アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手

11月:サディオ・マネ選手

12月:トレント・アレクサンダー=アーノルド選手