マンチェスター・ユナイテッドを2-0で破り、プレミアリーグで2位との勝ち点差を16ポイントに広げたリヴァプール だったが、ジョーダン・ヘンダーソン選手とモハメド・サラー選手は、チームは次の試合以外のことに気を取られることはないと語った。

日曜日にアンフィールドで行われた試合では、ファンダイク選手の試合開始早々のヘディング弾に始まりレッズが最初の45分を支配したが、後半にはライバルの反撃によって苦しめられることとなった。

後半アディショナルタイムにアリソン選手からパスを受けたサラー選手は、デ・ヘア選手の股下を抜けるシュートで得点を追加し、チームの今シーズン22試合で21勝目となる勝利を決定づけた。

「今日は得点を決められないかもしれないという考えが頭をよぎったが、精神的に立て直し、チャンスに備え、落ち着くことに努めた」と開始早々チャンスを逃したエジプト人は、スカイスポーツに語った。

「しかし、たとえ今日私が得点できなかったとしても、それは問題ではない。チームが勝ち続けることが一番だ」

「私たちは1試合1試合に集中し続ける必要がある。現時点で、もうすでにプレミーアリーグ優勝を果たしたなどと考えくてよい。私たちは毎試合1つずつ勝利する必要がある。それが、プレミアリーグを優勝するための唯一の方法だ」

「昨シーズンの今頃、私たちは苦戦していた。だから、私たちは落ち着いて、目の前の試合だけに集中し続けなければいけない」

ユナイテッド戦で勝利を挙げる前には、最も優勝争いに近い2位のマンチェスター・シティが土曜日に引き分け、日曜日の早い時間帯は3位のレスター・シティが黒星を喫していた。

したがって、リヴァプールは今月末にウェストハム・ユナイテッドとの試合を1試合残しながらも、プレミアリーグトップとして2位との勝ち点差を16ポイントに広げた。

しかし、選手たちの残りのシーズンでのプレーがこうした状況によって影響をうけることを、ヘンダーソン選手は許さない。

「私たちは本当に最終順位について考えていない。なぜ今考え方を変更する必要があるのか?なぜシーズン終盤のことを考えるのか?」とマン・オブ・ザ・マッチに選出されたキャプテンが語った。

「まだ、たくさんの試合が残っている。私たちはそれぞれの試合に勝利してきており、その状況が長く続いている。だから、私たちは良い順位に位置している。したがって、今の状態から何も変えることはない」

「今日もサポーターは素晴らしかった。私たち選手は、次の試合、次のチャレンジに目を向けるだけだ。プレミアリーグはタフだ。まだまだ厳しいチームもいる。ユナイテッドは今日、随所でいいプレーをしたが、全体をとおして、私たちが勝点3にを手にするにふさわしいと感じた」

彼は次のように付け加えた。「自分たちのフットボールを楽しんでいること、それは特別なことだ。しかし貪欲でなければならない。学び続けなければならないし、より何かを得たいと思わなければならない。選手たち皆がそう思っている」

「もちろん、監督は常に私たちに向上を目指せと言っているし、私たちも確実に向上できると思っている。一日一日を着実に歩み続け、シーズン終了まで進み続ける」