今夜のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦を前に、デヤン・ロヴレン選手のトレーニングへの復帰でリヴァプールの守備陣のオプションはさらに強化されている。

このクロアチア代表DFは昨年12月10日のザルツブルクでのチャンピオンズリーグの試合中に負傷して以来レッズの戦線から離れていたが、今週初めから全体練習に参加したこともあり復帰の日は近づいている。

ロヴレン選手は今夜のプレミアリーグの試合を前にジョエル・マティプ選手ファビーニョ選手とともにユルゲン・クロップ監督の負傷者リストに希望をもたらした。ただし、監督はこの3選手は敵地モリニューへの遠征メンバーには含めないことを明言している。

ジェームズ・ミルナー選手ナビ・ケイタ選手、そしてジェルダン・シャチリ選手も敵地へは同行せず、それぞれの負傷から復帰するためのリハビリ・プログラムに取り組む予定だ。

「デヤンは週の初め、つまり月曜日から練習している」とクロップ監督は言った。「ミリー(ジェームズ・ミルナー選手)は全体練習にはまだいない。ナビとシャチリも同じくまだだ」

「彼らはすぐに戻ってくる」

ナサニエル・クライン選手は依然として長期離脱中である。一方で南野拓実選手は、出場機会があれば自身のプレミアリーグデビューを飾るかもしれない。

ウルヴスはリヴァプール戦を前にDFウィリー・ボリー選手とFWディオゴ・ジョタ選手がトレーニングに復帰し、戦力を増している。

「いいニュースがある」とウルヴスのヌーノ・エスピーリト・サント監督は言う。ディオゴがチームに復帰して一緒に練習している。ボリーも同じだ。状況は良くなってきている」

ウルヴスはDFルベン・ビナーグレ選手を欠き、新たに加入したレオナルド・カンパーナ選手もまた東京五輪地区予選を戦うエクアドル代表に合流しているため、今節の出場はない。

リヴァプールについてヌーノ監督は次のように付け加えた。

「リヴァプールはとてもいいチームだし、物事を上手にこなしている。とても良くてファンタスティックなチームだ」

「リヴァプールは強大なクラブで良いチームだ。我々がすべきことはいい準備をしていい試合をすることだ」

「我々にはファンがついているし、素晴らしい雰囲気の中でプレーできる。だからこそ試合を楽しまなければならない。戦わなければならない。『戦う』という言葉どおりに。戦うとき諦めてはならない。あらゆるボールが重要になってくる」

前節(プレミアリーグ)

サウサンプトン 2-3 ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ (1月18日):パトリシオ、コーディ、サイス、デンドンケル、ドハティー、ジョニー、ネヴェス、モウティーニョ、ネト、トラオレ、ヒメネス

リヴァプール 2-0 マンチェスター・ユナイテッド(1月19日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、ファン ダイク、ゴメス、ロバートソン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、フィルミーノ