リヴァプールが日曜日にニュー・メドウで行われるリーグ1のシュルーズベリー・タウンを破れば、クロップ監督就任以来初のFAカップ5回戦進出となる。

レッズはこれまでの歴史の中で、ロイ・エヴァンズ政権下に以前のゲイ・メドウで4-0と勝利を飾った1996年の同じFAカップ4回戦にて、1度だけシェルーズと対戦したことがある。

スタン・コリモア選手が試合序盤から先制すると、68分にシュルーズベリーのDFデイブ・ウォルトン選手のオウンゴールによって2-0となった。さらに、ロビー・ファウラー選手とジェイソン・マカティア選手が追加点を決め、リヴァプールが4-0で勝利した。

2007年にオープンしたニュー・メドウをレッズが訪れるのは初めてとなる。

今季リヴァプールが初めて訪れたベシクタシュパーク、スタジアムMK、ルミナスアリーナ、シュターディオン・ザルツブルク、ハリファ国際スタジアム、トッテナム・ホットスパー・スタジアムに続く、7つ目の初アウェースタジアムになる。

モハメド・サラー選手は、チェルシー在籍時の2014年10月にニュー・メドウでプレーした経験があり、その時のリーグカップ戦では80分間プレーした上、2-1で勝利している。

2017年のFAカップで当時チャンピオンシップに所属していたウォルヴァ―ハンプトンワンダラーズがアンフィールドでリヴァプールに勝利している。これが、レッズがプレミアリーグ所属ではないチームに負けた最後の試合である。

ウルヴスは2000年以降でのFAカップでリヴァプールを破った下位リーグチームのひとつである。ほかには、ブラックバーン・ローヴァーズ (2000)、クリスタル・パレス (2003)、バーンリー (2005)、バーンズリー (2005)、レディング (2010)、オールダム・アスレティック (2013)である。

リヴァプールはFAカップを7回優勝した経験があり、直近の優勝は2006年である。一方で、彼らが最後にFAカップ決勝に進んだのはウェンブリーでチェルシーに2-1で敗れた2012年だ。

クロップ監督はこれまでにFAカップで11試合を指揮しており60人の選手を起用した。また、彼のFAカップでの成績は4勝4敗3分となっている。

前回の3回戦では、リヴァプールはカーティス・ジョーンズ選手のゴールでエヴァートンを2-1で破った。また、ナサニエル・フィリップス選手、南野拓実選手、そしてヤセル・ラローチ選手の3名がその試合でレッズの一員としてのデビューを果たしている。

FAカップでのリヴァプール最年少ゴールは、2016年1月にアンフィールドでのエクセターを迎えた際のセイ・オジョ選手のゴールで、当時まだ18歳215日だった。

シュルーズベリーはリーグ1で現在16位となっており、今シーズンでは25試合中8試合で勝利している。