サディオ・マネ選手とジェームズ・ミルナー選手は土曜日のプレミアリーグ、ノリッジ・シティ戦で復帰できるかもしれない。

この2選手は1月に負ったそれぞれの筋肉系の怪我から回復し、今週にはメルウッドでの全体練習に復帰している。敵地キャロウ・ロードでの一戦にも戻ってくるかもしれない。

さらにユルゲン・クロップ監督は試合前日の記者会見で、ジェルダン・シャチリ選手、ナサニエル・クライン選手、ポール・グラツェル選手が現在のところ戦線を離脱していることを明かした。

監督は「もちろん、彼ら(上記3選手)はチーム内競争の中にいる。それは明らかだ」と話す。

「ミリーとサディオが復帰すれば、すぐに(メンバーを)考え始めるだろう。そういうことだ」

「現在はそのような状況で、このままの状態が続くことを望んでいる。シャチリ、クライン、グラツェル以外の選手は皆、練習に参加している」

「いくつかの良い選択肢があるし、願わくはこのままであってほしい。シーズンを左右するこの時期においてはとても良いことだ」

「グッドニュースだ。彼ら(マネ選手、ミルナー選手)は2人とも月曜日から練習に参加しているし、週を通して練習をこなした。メンバー選考の選択肢に入っている」

リヴァプールのトップチームの選手たちは月曜日のメルウッドでの練習再開を前に、プレミアリーグのウィンターブレイク期間のオフを過ごし、休養をとった。

休養をとることの意義を説明する上で、クロップ監督は次のように述べた。

「言わずもがな、影響力はある。週単位のオフの必要性や有用性を説明しなければならないのは衝撃的なことだし、少しばかり残念だ。せいぜい1週間程度だった。もっと短いチームもあるかもしれない。だが1週間という期間は最長だったと思う」

「いくつかのチームはその期間を冬季キャンプなどに使っただろう。我々は選手たちを世界中に送り出し、十分に休んでほしかった。そしてその後はトレーニングの週を過ごした」

「そう、まさに練習中にも(選手たちの)変化を見ることができる。それはノリッジとの試合でも違いを目にするだろうというではなく、この期間を有効に使えたという点での変化だ」

「Rest(休息)を別の言葉で表すならば、『recovery(回復)』であり『recharge(充電)』だ。"re"から始まることをオフの週にたくさんこなした。それらこそが我々が欲していたもので、手に入れようとしていたものだ。そのあたりに関して決断を下し、そして今選手たちは(オフから)戻ってきた」

「いつもと変わらない練習をする。1週間で失ったものはそこまで多くはない一方で、逆に得てきたものは多い。これこそ(オフが)重要な理由だ。先ほど言ったように、これらの具体的な内容はノリッジ戦のことではなく、単にシーズン中の休息期間について述べたものだ」