アンドリュー・ロバートソン選手によると、リヴァプールはスペインでの悔しい夜をアトレティコ・マドリードとの第2戦で1-0のハンデを覆すモチベーションとするようだ。

前半4分にサウール・ニゲス選手のゴールでファーストレグをリードされた後、前回大会王者のリヴァプールはアトレティコディフェンスを崩す糸口を見つけられず、エスタディオ・メトロポリターノで敗戦を喫した。

ロバートソン選手は、ラ・リーガの対戦相手が熱心に深く守ることでスペースを消していたためレッズは困難に直面したと語ったが、試合はまだ終わっていないと主張している。

「厳しい試合だった」と彼はLiverpoolfc.comに述べた。

「明らかに、守備を得意としているチームに対しての試合の入り方がうまくできなかった。とても厳しい試合だった」

「私たちは攻め続けた。ある局面ではうまく対応できていたと思う。私たち自身でチャンスを作った。私たちは試合のほとんどを支配したが、ゴールを奪うことができなかった」

「残念な結果だったが、まだハーフタイムだ。アンフィールドに戻ってまた良いパフォーマンスをする必要がある。そして、乗り越えられることを願っているよ」

イエローカードの累積を避けセカンドレグ出場を確実にした左サイドバックは続けて答えた。「正直に言って、両チームともにチャンスはとても少なかった」

「ヘンダーソンのシーンが1番のビックチャンスだった。いくつかの状況で私たちはいいポジションを取れていたが、決定的なチャンスを生み出すパスが出せなかったり、同点への運を掴み取れなかったりした。これらの点を変えればいい方向に向かうだろう」

「私たちはいくつかのプレミアリーグの重要な試合を控えているが、セカンドレグも楽しみだ。私たちはまだまだ挑戦者の立場だが、危険な存在であることはここ数年で既に証明している。もう一度同様にうまくできることを願っていると同時に、第2戦がどれだけタフな試合になるのかも理解している」

もちろん、逆転勝利を目指すことはこのチームにとって初めての挑戦ではない。

昨シーズンにアンフィールドで行われたチャンピオンズリーグのノックアウトステージで、バルセロナの大きなアドバンテージをひっくり返し、4-0で勝利。その逆転勝利でチャンピオンズリーグ決勝進出を決め、6月には優勝を成し遂げた。

ロバートソン選手は、3月11日の試合でアトレティコを破るためには、アンフィールドの観客たちと同じくらいのエネルギーが必要になることを認めた。

「そのとおりだが、当たり前とは思っていない」と彼はアンフィールドの持つ潜在的な影響力について語った。「アンフィールドに頼っているだけではだめだ」

「正直に言って、おそらく私たちは今まで以上にファンの力が必要だ。昨年のホームでのバルセロナ戦やローマ戦の時よりも大きな声援が必要だ」

「そして、そういった雰囲気を作り出すことができれば、それは私たちが必要としているような大きな後押しとなるだろう。アンフィールドで行われるチャンピオンズリーグの試合だ、なにがあろうとも選手たちは万全の態勢で挑むだろう。そして、ファンの声援はいつも私たちの助けとなる」