ジョー・ゴメス選手は、リヴァプールが敗戦をポジティブに捉えていると考えている。

レッズのトップチームは、火曜日の夜にチャンピオンズリーグのラウンド16ファーストレグでアトレティコ・マドリードに1-0で敗れ、今シーズン3度目の敗北を喫した。

エスタディオ・メトロポリターノでポゼッション率70%以上を誇ったレッズだったが、開始4分にサウール・ニゲス選手に先制点を決められ、得点を奪えないまま試合を終えた。

彼らは3月11日にアンフィールドでその負けを覆す機会があるが、その前にプレミアリーグの試合もあることから、ゴメス選手はこの敗戦を得点へのモチベーションにしたいと考えている。

「今回の敗戦は残念なことで、私たちが慣れていることではない」とこのディフェンダーはLiverpool.comに語った。

「しかし、それが何であれ、私たちができるだけ早く立ち直ってやり直すモチベーションを与えてくれる。時には負けることもあり、それをポジティブに捉えないといけない」

「こうした結果は私たちを再びハングリーにする。私たちがハングリーじゃなかったわけではないけれど、ただチームを立て直して本来の力を発揮したい。それが、私たちがやろうとしていることだ」

コーナーキックからファビーニョ選手にボールが偶然当たると、そのこぼれ球に反応したサウール選手が至近距離からシュートを放ち、ボールはアリソン・ベッカー選手を通過してゴールに吸い込まれた。

リヴァプールは残りの時間で反撃に出たものの、モハメド・サラー選手のシュートはブロックされ、そのあとのジョーダン・ヘンダーソン選手のシュートはポストのわずか横に外れた。

「セットプレーから相手に先制点を許したことは明らかに残念だった。私たちは苦戦を強いられた。彼らは深く落ちて守ってきたので、残りのほとんどの時間で私たちは彼らの守備を打開しようとしなければならなかった」とゴメス選手は振り返った。

「彼らの功績を認めるよ。彼らは試合を非常に難しくした。私たちはほっと一息ついて自信を持ち続けなければならない。試合はまだ半分終わっただけだから、アンフィールドでやり直すチャンスがまだある」

「私たちは特に後半にボールを支配していたことに関して自信を持つことができる。チャンスはやってくる。終わったわけじゃないからね」

実際、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコがアンフィールドでセカンドレグを行う3週間後に、準々決勝の場所が決まる。

その試合の夜にレッズに求められることは、ゴメス選手と彼のチームメイトが試合を楽しむことだ。

「非常に大事な試合だ」。さらに彼は付け加えた。「私たちにとって全力でプレーすべき試合であり、クラブにとっても重要な試合だ。ビッグな夜になるね。楽しみにしている」

「良い試合になるだろう。(ファーストレグでは)良い対戦になり得ることを示した。楽しみにしているよ。それまでにしばらく時間があるから、まずはプレミアリーグに集中して、戻ってきたら準備しないといけないね」