ユルゲン・クロップ監督は、先週半ばに行われたアトレティコ・マドリード戦での敗戦がリヴァプールの選手全員にまた勝ち続けたいという強い欲望を与えたと思っている。

レッズは、火曜日にエスタディオ・メトロポリターノで行われたチャンピオンズリーグラウンド16ファーストレグでアトレティコ・マドリードと対戦し、1-0で敗れた。

次戦は月曜日の夜にアンフィールドで行われるプレミアリーグ、ウェスト・ハム・ユナイテッド戦であり、クロップ監督はこの試合がチームがまた軌道に乗るチャンスだと見ている。

「ただこれまでと同じ試合ではなく、チームを立て直す試合だ」と監督は試合前の記者会見で話した。「それはいつもとは少し違ったことだ。ああ、私たちは試合に負けた。そして、それは決して良いことではない。私たちは試合に負けた。しかし、その結果から何か学べることがあれば、敗北に感じたことも私たちには重要なことだ」

「試合後だけでなく翌朝にも敗北感があった。それ以外何もなかった。“でも私たちはリーグでは勝ち続けている”とは誰も考えなかった。これが試合の後に私たちが話したこと全てだ。まだアトレティコとの対戦は終わっていない、それが真実だということを私たちは知っているよ」

「しかし、アンフィールドだけが最後に勝利をもたらしてくれるというわけではなく、チーム自身も適切なパフォーマンスをする必要がある。アトレティコは明らかに多くの情熱や欲望などを示し、結果のために戦った。彼らは次回も100%結果のために戦うだろう」

「だが、チームを立て直すということは、他の感覚を取り戻すことだ。勝利の感覚を失ったことはないと思うけど、いくつかの試合で勝って今回は試合に負けた。この違いははるかに3ポイント以上に大きいものだ」

「本当に、これまで太陽の光が差していたのに今は激しい雨に打たれているようだ。これは当然の感情なのだけれどね。もし本当に成功したい時、成功できていたであろう時、つまり私たちがあの試合で勝てていたかもしれなかった時には、私たちは本当に悔しい思いをしならなければならない。そしてそれこそ私たちが感じたことだ」

「そうだね、たとえ他の大会であっても、私たちは立て直していきたいよ」

ウェスト・ハムは現在降格圏内にいるが、リヴァプールは先月ロンドン・スタジアムでのリーグ戦で彼らと対戦した際、モハメド・サラー選手とアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手のゴールで、2-0で勝利していた。

 

しかし、水曜日のマンチェスター・シティ戦でのデイビッド・モイーズ監督率いるチームのパフォーマンスをふまえ、クロップ監督は彼らがレッズに与える脅威についての懸念を強めた。

「マンチェスター・シティは私たちが知っている通り素晴らしいチームで、最初のゴールはセットプレーからだった」とクロップ監督は続けた。「そして、2点目はケヴィン・デ・ブライネの良いプレーからのゴールだった」

「しかし最後に、ベルナルド・シウバのタッチが少し乱れたけど、ボックス内でワンツーと切り返してデ・ブライネがボールを持ったね。スーパーゴールだったが、いつものシティみたいな素晴らしいパフォーマンスではなかった」

「彼らは非常に激しく戦い全力でゴールを守った。彼らは明らかにボールを多く保持できていなかった。だから私たちに対してもボールを多く保持するとは思わない。しかし、彼らは全力で守ってくるだろう」

「試合後にデイビッドが言ったことを正確に聞いてないけど、彼らにとっていくつかのポジティブな収穫があったと思うので、それをもう一度試してくるだろう。私たちはそれにしっかり対応する必要がある」

「試合は月曜日の夜だ。本当に良い雰囲気が必要になるよ。会場に入って“OK、7分で1-0、25分分後に2-0、簡単な試合だ”と予想できるものではなく、そう簡単にはいかないだろう」

「ウェスト・ハムは結果のために戦う必要があって、そうしてくるだろう。彼らも難しい試合をいくつか控えていて、結果やポイントを無駄にしている余裕はない。100%厳しい試合になると思うよ」