ワトフォード戦を前に、モハメド・サラー選手とサディオ・マネ選手は2002-2003シーズンのリヴァプールで達成された記録まであと一歩のところまで迫っている。

サラー選手は全公式戦における3季連続20ゴールまであと1ゴールに迫っている。一方でマネ選手は同じ記録までに3得点のところにいる。両選手ともに3-2で勝利したホームでのウェスト・ハム戦で得点を記録している。

最後にこの3季連続20得点という記録を達成したレッズのプレイヤーはマイケル・オーウェン氏である。

レッズは全公式戦におけるワトフォードとの直近14試合で12勝をあげている。なお、直近18試合においては15勝を記録。

この2クラブのリーグ戦における対戦ではこれまでスコアレスドローがない。なお、これまでにプレミアリーグでは25回対戦している。

2017年8月にヴィカレッジ・ロードでレッズデビューを飾ったサラー選手は、リヴァプールの選手としてリーグ戦でのワトフォード戦にこれまで5試合出場し、合計8ゴールを決めている。これは他のどのクラブとの対戦で決めた得点数よりも多い数字だ。レッズではイアン・ラッシュ氏がワトフォード相手にこれよりも大きい数字を残している(11試合出場10得点)。

月曜日にハマーズ相手に決めたサラー選手の得点は、レッズでのリーグ戦合計69得点目となった。リヴァプールに在籍した外国籍選手ではルイス・スアレス選手(現・FCバルセロナ)のみがプレミアリーグ時代にこのエジプト人選手と同数の得点を記録している。

ロベルト・フィルミーノ選手は直近2回の敵地でのワトフォード戦の両方でゴールを決めている。またしてもラッシュ氏がヴィカレッジ・ロードでのリーグ戦3試合連続で得点をあげたレッズ唯一の選手である(1984年〜1986年)。

トレント・アレクサンダー=アーノルド選手が敵地での初ゴールを決めたのは、この土曜日の試合の舞台となるスタジアムを昨シーズンに訪れた時である。

ユルゲン・クロップ監督のチームはリーグ戦44試合無敗をキープしており、そのなかで合計122ポイントを積み上げている。たった1チーム、アーセナルのみがイングランドのフットボールの歴史においてこれを上回る無敗記録残している(2003-2004シーズンにおける49試合無敗)。

今日の試合に勝利すれば同一シーズンでのアウェイ13勝というリヴァプールのクラブ記録に並ぶ。このアウェイ13勝という記録はこれまでに3度達成されおり、直近では昨シーズンがそうである。

ファビーニョ選手が先発したプレミアリーグ34試合でチームは1度も負けたことがない。さらにナビ・ケイタ選手はこれまで出場したリーグ戦34試合において一度も負けを経験していない。

この試合はレッズが2月29日にプレーする歴史上8度目の試合となる。前回の2月29日に行われた試合は、2004年の対リーズ・ユナイテッド戦で2-2のドローに終わっている。これまでにあった7試合のうち3試合で勝利を飾っているが、1956年以降は勝利がない。

ナイジェル・ピアソン監督がホーネッツの指揮官に就任して以来、ワトフォードはリーグ戦・カップ戦合わせて14試合を戦い、4勝5敗4分という成績を残している。

相手のピアソン監督は自身の監督キャリアを通して4度リヴァプールと対戦している。その内訳はレスター・シティ時代に2度、ダービー・カウンティ時代に1度、そして昨年12月のアンフィールドでの試合の1度だ。しかしながらピアソン監督は未だにリヴァプールに対しての勝利経験が無く、レスター時代の2015年1月にアンフィールドで1度引き分けただけであり、残りの3試合はどれも負けている。