マッチレポート:レッズのプレミアリーグ無敗記録はワトフォードで途切れる
リヴァプールは土曜日のワトフォード戦で3-0とされ、今シーズン初の敗戦を喫した。
後半の18分間のうちにイスマイラ・サール選手に続いてトロイ・ディーニー選手にも許した3ゴールの結果、ホーネッツがヴィカレッジ・ロードで勝ち点を手にした。
アダム・ララーナ選手が後半に投入された直後にポストを叩くハーフボレーを見せるも、レッズはナイジェル・ピアソン監督のチームのコンパクトで統率のとれた連携をかいくぐることはできなかった。
この結果、ユルゲン・クロップ監督サイドのプレミアリーグ連続無敗記録は44試合で途切れるも、順位表では依然として2位に22ポイント差をつけて首位に立っている。
チームニュース
クロップ監督は勝利を収めた月曜日のウェスト・ハム戦から2人を入れ替え、デヤン・ロヴレン選手とアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手が新たにリヴァプールの先発に加わった。
コンディション上の小さな問題のためにジョー・ゴメス選手がメンバーから外れ、ナビ・ケイタ選手も臀部の痛みのために欠場した。
先発メンバー
前半
試合の立ち上がりはリヴァプールがボールを保持していたが、ジェラール・デウロフェウ選手が放ったシュートがアリソン・ベッカー選手の守るゴールの上を越える機会を与えてしまった。これが両チームともに決定機を欠いていた序盤のうちにゴールキーパーを脅かした最初の機会となった。
ワトフォードは自陣に下がりカウンターの機会を伺っていたために、レッズはボールポゼッションを高めた。堅いパズルのようなディフェンス網を打ち破ろうと、モハメド・サラー選手は右足でのシュートを放ったがサイドネットに突き刺さった。
デウロフェウ選手が膝を負傷したようであったために試合は長時間中断し、前半は少し荒れたものになった。その前半はアリソン選手のいつもの注意深い集中力のおかげでゴールなしで終えることができた。
ディーニー選手がエリア内でルーズボールを拾った際に背番号1はその足元に果敢に飛び込み、すぐさまディーニー選手の続けざまのシュートをブロックしようと体勢を立て直した。
後半
後半開始から1分も経たないうちにアリソン選手の出番が再びやってくる。サール選手がリヴァプールの最終ラインの裏へと抜け出してゴールを狙うも、このブラジル人GKはシュートを枠外へと弾き出した。
一方でリヴァプールは、アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手とアンドリュー・ロバートソン選手の見事な連携から最後はサラー選手がボックスの隅からこの試合1本目のシュートを放つも、相手にブロックされてしまった。
ロバートソン選手はその直後に自身でゴールを狙うが、この左サイドバックのシュートはベン・フォスター選手に防がれてしまう。しかしながら後半9分にリードを奪うのはワトフォードであった。
アブドゥライエ・ドゥクレ選手がエリア内でスローインを受けるとマイナスのクロスを送り、最後はサール選手が確実に押し込んだ。
その後、ディーニー選手のパスに抜け出したサール選手にアリソン選手の頭上抜く浮き球のシュートを決められ、ホーム側は2点のビハインドを負うことになる。
サール選手の2点目に先立ってララーナ選手は投入される準備ができており、クロップ監督はその決断を実行に移す。このミッドフィルダーはジョルジニオ・ワイナルドゥム選手との交代でピッチに入ると、すぐさま距離のある位置から強烈なハーフボレーを放ち、そのシュートはポストを叩いた。
それに続いてディヴォック・オリギ選手がアウェイ側のベンチから呼び出されると、オックスレイド=チェンバレン選手に代わって出場した。この交代でサディオ・マネ選手が右サイドへとシフトした。
しかしワトフォードが18分のうちに再びゴールを決めることとなる。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手のアリソン選手へのバックパスをサール選手がインターセプトするとそのままディーニー選手に預け、ディーニー選手は無人のゴールへとボールを放った。