火曜日のFAカップ、チェルシー戦に向けたユルゲン・クロップ監督の選手起用のオプションは、ジョー・ゴメス選手とジェームズ・ミルナー選手の復帰によりさらに増えている。

両選手は敗戦を喫した週末のワトフォード戦を欠場していた。ミルナー選手に至っては軽度の筋肉の張りのために、先週月曜日のウェスト・ハム戦でもメンバー外となっていた。

しかしながらクロップ監督は新たな負傷者はいないことを示した上で、副キャプテンとゴメス選手がスタンフォード・ブリッジで復帰する準備ができていることを試合前日の記者会見で明かした。

「新たに負傷した選手はいない。ジョーとミルナーは復帰できると思う。他の負傷している選手についてはまだだ」

レッズの負傷者にはナビ・ケイタ選手(臀部)、ジョーダン・ヘンダーソン選手(ハムストリング)、ジェルダン・シャチリ選手(ふくらはぎ)の3選手が残っている。

とりわけケイタ選手のコンディションについて質問されたクロップ監督は、この背番号8は土曜日にアンフィールドで行われるボーンマス戦に向けた準備期間には復帰するかもしれないとほのめかした。

「(ナビ・ケイタ選手の)回復についてはあとほんの少し必要だが、ほとんど大丈夫だ。これ以上は言えない。医療チームから知らされている情報はこれだけだ」と監督は述べた。

「(ナビ・ケイタ選手は)まだ万全ではないが、この試合以降には良くなるだろう。ただチェルシー戦は無理だ。特に深刻な状態というわけではないが、試合に出場できるほどではない」

一方のチェルシーは、エンゴロ・カンテ選手(内転筋)とタミー・エイブラハム選手(足首)が離脱している。

クリスチャン・プリシッチ選手カラム・ハドンソン=オドイ選手はそれぞれ内転筋とハムストリングに問題を抱えており、欠場する見込みだ。マルコ・ファン・ヒンケル選手は前十字靭帯の負傷により長期離脱している。

アンドレアス・クリステンセン選手は打撲を負っており、プレミアリーグ首位との試合に臨めるかは微妙だ。GKケパ・アリサバラガ選手は先発での起用が見込まれる。

「アンドレアス・クリステンセンは小さな問題を抱えてしまった。24時間以内に詳細を発表するが、おそらく試合には出さない」とフランク・ランパード監督は月曜日の午後に語った。「負傷者リストから新たに復帰した選手はいない」

自身のチェルシーサイドに何を期待するかについてランパード監督は次のように語った。

「非常に強いリヴァプールを相手に、チームは次のラウンドに進出するために全力を尽くしてくれるはずだ」

「チームを信じている。変更を加えないといけないときもあるが、もちろん試合ごとに、臨機応変にやっていく」

「私が送り出すメンバーはリヴァプールに勝利するべく全力を尽くしてくれるはずだ。すでにリヴァプールとは今季2度対戦している。良い試合をしたが、どちらの試合でも残念ながら負けてしまっている」

前節(プレミアリーグ)

ボーンマス 2-2 チェルシー(2月29日):カバジェロ、アスピリクエタ、クリステンセン、トモリ、ジェイムズ、ジョルジーニョ、コヴァチッチ、アロンソ、マウント、ペドロ、ジルー

ワトフォード 3-0 リヴァプール(2月29日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、ロヴレン、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、フィルミーノ