南野拓実選手:「まだ順応している途中だが、今も変わらず貢献したい気持ちでいっぱいだ」
南野拓実選手は、リヴァプールでの自分の立ち位置をまだ探っている途中であることを認めつつも、チームへの重要な貢献度を考えた際に、それが言い訳として受け入れられるとは考えていない。
今年初めにザルツブルクから移籍してきて以降、南野選手はレッズで6試合に出場している。
ユルゲン・クロップ監督からチームに順応する期間を与えられている一方、背番号18は出場した試合において印象に残るような素晴らしいパフォーマンスを残すことを決意している。
彼はLiverpoolfc.comに次のように話している。「ここ3ヶ月の間、非常に満足出来る場所にいると思っている。しかし、個人的には、ゴールとアシストを記録してチームに貢献したい。そのことについて非常にハングリーだよ」
「まだどれだけ学ぶ必要があるのか、はっきりとはわからない。だが、日々、彼(クロップ)の哲学を理解し、良くなっていると思うよ」
「結果を出さなければならない。これはチームメイトやサポーターからの信頼を得るためには非常に重要だと思う。これは自分が達成しなければならないとても重要なことだ」
「このクラブに来て3ヶ月が経つが、たくさんの試合に出場しているわけではなく、プレー時間はそれほど多くない。しかし、だからといってこれが良い言い訳にはならない」
「チームメイトにアピールし自分の得意な事を彼らに理解してもらうには、本当に必要なことをしなければならない」
「自分はチームを完全に理解するためにまだ学んでいる途中だと思っているが、だからといって待つのは嫌いだ。すぐにチームに影響を与え貢献するために、毎日全力を尽くしているよ」
「チャンスは限られているが、監督が自分を必要としている時には監督の期待に応えなければならない」
土曜日の午後アンフィールドで行われるボーンマスとのプレミアリーグの試合で、南野選手は彼自身の目標を達成することを目指している。
リヴァプールは連敗に対処しようとしているが、この日程は25歳の彼とそのチームメイトにとっては十分な準備期間を許していない。
火曜日のFAカップ5回戦でチェルシーに敗れたため、クロップ監督のチームは残り2つの大会で成功を収めることに集中している。
「チャンピオンズリーグ連覇とプレミアリーグ優勝に100%集中することは本当に重要なことだ」と南野選手は続けた。
「自分たちは気持ちを切り替えて、プレミアリーグとチャンピオンズリーグに100%集中しなければならない。もちろん、チームはいくつかのタイトルを逃してとても落胆しているが、その気持ちをうまく利用しなければならない」
「次の試合に勝つことでのみ、この敗戦による失望感を克服することができる。幸いなことに、タイトなスケジュールの影響で、次の試合は今週末という短いスパンで開催される」
「この敗戦について考えることをやめ、次の試合に勝つことに集中し、より激しいトレーニングをこなすんだ」
「誰も下を向いていないよ。皆が次の試合に勝利することしか考えていない」
「ドレッシングルームの中の雰囲気はすごく良かった。チームはこうしたポジティブさをいつものトレーニングでも大事にしているよ」
リヴァプールが重要な3ポイントを獲得して今までどおりの調子に戻るため、土曜昼に行われる試合でサポーターが与えるであろうプラスの影響についても、南野選手は詳しく述べている。
「ファンからのサポートはいつもチームに前向きなエネルギーを与えてくれる。この難しい状況を克服するためには、彼らのサポートがとても重要だ」
「この良い雰囲気はチームにとって大きな手助けになる。アンフィールドでのサポートは、いつも選手たちを鼓舞してくれる」
「この難しい状況を克服するためには、サポーターからのエネルギーが本当に重要だ」