リヴァプールは土曜日の試合でボーンマスに逆転勝ちを収めたことで、勝者のメンタリティを取り戻すことができたとアドリアン選手はみている。

直近の公式戦で4戦3敗のなか、土曜日にレッズはエディー・ハウ監督率いるボーンマスとの試合に臨んだ。試合ではカラム・ウィルソン選手に早々に先制弾を許したものの、最終的にはプレミアリーグにおけるホーム戦22連勝を達成した。

前半に生まれたモハメド・サラー選手とサディオ・マネ選手の冷静なフィニッシュがリーグ首位に重要な勝ち点3をもたらした。

怪我のアリソン・ベッカー選手に代わりゴールを守ったアドリアン選手は、リヴァプールの我慢強さを称賛した。

Liverpool.comによるスペイン人GKへの試合後インタビューは以下の通り。

はじめに、重要な勝利を収めることができたが、内容についてはどう思うか?

結果がついてこない中でのタフな試合だった。皆、少しだけ自信を失っていたようだが、今日我々はボーンマスの早々の先制から逆転し、勝者のメンタリティを取り戻したことを示すことができた。シーズンの終わりに待ち構える大きなチャレンジと対峙するべく我々はここにいるということを改めて示すことができた。そして今日の勝ち点3は最も重要なものであり、我々はそれを手にすることができた。

不調が続いていたが、期待の重みというのは感じているか?

今日は自信を取り戻すという意味で、勝ち点3を獲得することは間違いなく非常に重要であった。水曜日にはアンフィールドでアトレティコ・マドリードとの大事な一戦を迎える。我々はマドリードでの結果をひっくり返さなければならない。だがアンフィールドはきっと熱狂に包まれるだろう。ファンたちは最初の1秒から我々をサポートしてくれるはずだ。我々も最初の1秒から全力で試合に臨むし、今夜からすでにその試合のことを考えるつもりだ。現時点においてシーズンで最も大事な試合になるからね。

後半のジェームズ・ミルナー選手のゴールライン上のクリアについて

素晴らしかった。シュートブロックをしようと飛び出さなければならなかったが、彼(ライアン・フレーザー選手)はボールを浮かせた。そのときにはもう彼(ジェームズ・ミルナー選手)はゴールを守ろうと走り出していたんだ。(ミルナー選手が)走り出していた瞬間に「よし、ミリー、いける!」と思ったんだ。そしてうまくいったんだ。彼はトッププレイヤーで経験も豊富だから。状況を予測できたのだろうね。だからこそ彼はゴールを守る準備ができていたと思う。

ミルナー選手の経験とリーダーシップのクオリティはこのような試合では非常に重要なものになると思うが、それについてどう思うか?

経験値の高い選手はピッチ上でそのキャラクターを出さなければならないと思う。最高の状態でなくとも、そのキャラクターを示すことでチームに自信を取り戻すことができる。今日の我々はそのようなキャラクターを示し、試合のペースを取り戻し、そしてサディオとサラーの2人で2点を奪うことができた。再び得点を決められるようになったというのはストライカーにとっては自信を得るために非常に大事なことだ。試合を楽しむことができた。今は次の試合のことを考えるだけだ。

現在ホームでリーグ戦22連勝だが、そのようなレベルを維持することの難しさについて

簡単なことではない。誰もが知っていることだが、プレミアリーグというのは難しいリーグだ。それゆえにこれほど多くのホーム戦で勝利できたことは驚くべきことだ。将来的にはこれが偉大な記録だと思うだろうが、今は記録については考えないようにしている。我々は1試合1試合を戦っている。今日、我々は3ポイントを必要とし、3ポイントを奪うことができた。それだけだ。

水曜日のアトレティコ・マドリード戦を前に、ファーストレグではどのような教訓を得ることができたか?

アトレティコのプレイスタイルを知ることができたと思う。試合までの数日で準備をしなければならない。確実に相手は逃げ切ろうとしてくるはずだ。それゆえにできるだけボールを支配し、我慢強く、そしてテンポ良くボールを動かす必要がある。しかしながら向こうも95分間守りきることは難しいだろう。ここアンフィールドにはそんな歴史がある。マドリードではマドリードが勝ったが、次はアンフィールドでセカンドレグを戦う。だからそこで逆転し、試合をものにできることができるはずだと思っている。