リヴァプールは欧州大会でのノックアウトステージにおいて、敵地でのファーストレグを落とした過去14戦のうち9度、次のラウンド進出を手にしている。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは今夜、アンフィールドにアトレティコ・マドリードを迎える。レッズはそこでチャンピオンズリーグ準々決勝に進出し、上記の記録をさらに更新しようと試みる。

先月、現欧州王者はエスタディオ・メトロポリターノでの試合を1-0で落としている。しかしながら今夜、本拠地でそのわずかな差をひっくり返すチャンスは残されている。

リヴァプールは水曜日のCLが、欧州での大会においては400試合目、チャンピオンズリーグ(前身の大会も含め)においては217試合目となる。これまでの欧州レベルの399試合で、リヴァプールはこれまでに222勝88敗89分の成績を残している。

クロップ監督就任後のレッズは、ホーム・アンド・アウェー方式で行われた欧州レベルの試合(決勝戦は1試合決着のため除く)で負けたことがなく、過去10戦すべてに勝利している。

アンフィールドでは欧州レベルの直近25試合で負けておらず、18勝7分としている。最後にアンフィールドで負けたのは2014年10月のレアル・マドリード戦までさかのぼる。

レッズはこれまでに30回ファーストレグでの劣勢から逆転を目指してホームでセカンドレグを戦い、そのうちの14戦で勝利を果たしている。

今シーズン、リヴァプールはリーグ戦とカップ戦合わせて47試合のうち39試合で試合中にリードを奪っている。そのような試合のうちで勝つことができなかったのは1度だけである(FAカップ、シュルーズベリー ・タウン戦)。

モハメド・サラー選手は欧州レベルの試合でこれまでに20得点を記録しており、これはイアン・ラッシュ氏と並ぶクラブで3番目に多い得点数である。なお、これよりも多くのゴールを記録しているのはスティーヴン・ジェラード氏(41得点)とマイケル・オーウェン氏(22得点)のみである。

サラー選手が欧州レベルの試合でレッズのために決めてきた20ゴールは、すべてチャンピオンズリーグの試合(34試合出場)で決めたものであり、アンフィールドに限っては出場した15試合で12回ゴールネットを揺らしている。この大会においてホームでサラー選手よりも多くネットを揺らしているのはジェラード氏だけである(18ゴール)。

 

このエジプト人FWは先日のボーンマス戦でゴールを決めたことにより、3季連続シーズン20得点を記録した。サディオ・マネ選手は現在、同記録まであと2得点に迫っている。

ジョー・ゴメス選手が次に出場する試合は、彼自身のリヴァプールにおける公式戦通算100試合目となる。

ゴメス選手、マネ選手、アンドリュー・ロバートソン選手はこの試合で警告を受け、かつリヴァプールが次のラウンドに進出した場合、準々決勝ファーストレグは累積警告の規定により出場停止となる。