サー・ケニー・ダルグリッシュ氏が、31年前のこの日にヒルズバラでの事故により影響を受けたすべての方々を偲びました。

1989年の事故を追悼するこの日、ダルグリッシュ氏は、リヴァプール・フットボール・クラブの関係者一同、犠牲となった96名の方々や彼らのご遺族そして生存者の方々にお悔やみを申し上げたいと繰り返し述べた。

彼はこのように話している。「なによりもまず、この日は、彼らがフットボールの試合へと足を運んだものの二度と家に戻ることのなかった日です。彼らは決して忘れられることはありません。そして、私たちは、このような想像を絶する悲劇にどのように向き合うかを残った私たちに示してくれたご遺族ならびに生存者の方々にも想いを馳せなければなりません」

「一丸となって互いに支え合い、そして団結することにより、彼らはこれからも人々の心に響き続ける見本となってくれました。現在のような多くの家族が悲しい状況を対処しなければならない時には特にそうだと言えるでしょう」

「本日、私は1989年4月15日以降苦しまれてきたすべての方々にお悔やみを申し上げます。私たちにできることは、ヒルズバラのご遺族および生存者の方々がこれまでの年月で示し続けてくれたのと同じように、互いに支え合い、心を強く持つことでしょう」