リヴァプールFCでは、バリー・ルータス氏がクラブのU-23新監督に就任した。

2013年にレッズに加わったルータス氏は、3月に当時のニール・クロッチリー監督が退任したことを受けて新たに監督に就任する。

39歳のルータス氏は、アカデミーで各年代の選手たちを指導した後、2018年6月にU-18監督に就任した。

彼の就任初年度にはチームをFAユースカップ制覇に導き、打ち切りにはなったが今季も好調なシーズンを過ごしていた。

アカデミー・マネージャーを務めるアレックス・イングルソープ氏は次のように語っている。「バリーは今や長年クラブに在籍している人物であり、様々な年代での経験を積んできた。これは彼にとっての新たなステップだ」

「彼は選手たちのために素晴らしい環境を作り出し、試合に勝つことと、レッズに所属している選手たちの才能を伸ばすことのバランスをうまくとってくれている」

「さらに重要なのは、彼の人としての性格だ。彼は一緒に仕事をしている人たちのことを熱心に思いやれる人物であり、ひたむきに競技と向き合っている」

「彼がこの挑戦を受け入れてくれて嬉しく思うよ」

ルータス氏の昇任に伴い、クラブはさらにマーク・ブリッジ・ウィルキンソン氏が新たにU-18の監督に就任することを発表する。

41歳のブリッジ・ウィルキンソン氏はフットボールリーグ(現イングリッシュ・フットボールリーグ)でMFとして長く活躍し、ポート・ヴェイル、ブラッドフォード、カーライル、ダーリントンなどで400試合近くに出場した。

2015年にハダースフィールド・タウンからU-14の監督としてレッズに加入し、過去2シーズンはU-16を指揮してきた。

イングルソープ氏はさらに「もともとマークはU-14の監督として来てくれた。彼には選手経験があり、選手としての感覚や嗅覚を熟知している点が気に入っている」と述べ、ブリッジ・ウィルキンソン氏の就任を歓迎した。

「彼は自分自身を成長させるだけでなく、選手たちを成長させることに対しても非常に情熱を持っている。一個人としては思いやりがあり、勤勉で信頼できる人物だ」

「彼はアカデミーとして我々が目指す働き方を知っている上に、今の時点では継続していくことが重要だと考える」