デヤン・ロヴレン選手は、リヴァプールの試合再開への熱い思いが、すでに高いレベルにあるトレーニングをさらに上の水準に引き上げると考えている。

月曜日にレッズは3月ぶりとなるアンフィールドへと戻ってきた。そこでは試合を想定した11対11での練習を行い、サディオ・マネ選手とナビ・ケイタ選手が得点決めた。

ロヴレン選手は、この日の紅白戦や身体接触を伴う練習が再開されたことは、6月17日に予定されているプレミアリーグの再開に向けた重要なステップだと感じている。

このセンターハーフはLiverpoolfc.comに対して次のように語った。「素晴らしいことだね。ここに戻ってきて、全員で顔を合わせたときは『おお、こんなに選手がいたのか』という感じだったよ」

「みんなの顔を見ると、『高いレベルがここにはある』と感じる」

「先日もプレーしたが、かなり長い間プレーしていなかった選手たちも調子が良さそうでとても良かった」

「そしてここに戻ってきて、『何てことだ、僕らは試合に出場するためにもっともっと頑張らないといけない』と思ったよ」

「非常にタフな試合だったが、チーム内でお互いに対戦できたのはとても楽しかった。今後のことを考えると、とても良いテストになった」

 「フットボールが恋しくてたまらないということに気づくよね。庭で息子にタックルをするようになったのもそのせいだよ。僕たちは楽しみながら各練習に取り組んでいる」

「僕たちは言いたいことを何でも言いあえるけど、実戦と同じではない。家でやりたいだけ練習もできるけど、ピッチや練習場に来て試合をするのとは違うんだ。全くの別物だと感じるね。特にスピード感が違う」

もちろん、アンフィールドで行われた月曜日の練習はサポーターを入れずに非公開で行われた。この現実には、少なくとも残りの2019-20シーズンが終わるまではプレミアリーグの全20クラブが直面することになる。

ロヴレン選手は、彼自身とチームメイトたちがまだその現実に順応している途中ではあると認めるものの、世界中からの応援を背に感じている。

 「今の僕たちはこれまでとは異なる動線を行かなければならない。動線や会場入りの仕方も異なっているし、決して簡単なことではない」と、背番号6はL4を訪れたときの状況について説明した。「それでも、僕たちはプレミアリーグや政府によるあらゆる規則を尊重している」

「皆が安全であること、これが第一だ。じきにあらゆることが普通に戻って、日常生活を取り戻すことができたらいいね」

「みんながそれぞれの家で健康なまま思いきり声を上げることができて、僕はその情熱を感じとれればいいね!」

「少し寂しくはあるけど、今は準備を進めているところだ。苦しいときには家で座って応援してくれているファンのことを思い出してがんばるよ」