後半に生まれたサディオ・マネ選手とカーティス・ジョーンズ選手のゴールにより、リヴァプールは、日曜日に行われたアストン・ヴィラ戦に2-0で勝利した。

試合開始から70分が経つもなかなか大きなチャンスが生まれない中、プレミアリーグチャンピオンは、ナビ・ケイタ選手のクロスボールを押し込んだマネ選手のゴールで均衡を破った。また、この得点はマネ選手がアンフィールドで獲得したクラブ通算50ゴール目となった。

そして、24時間前に契約延長を締結したばかりのジョーンズ選手が、後半出場直後にプレミアリーグ初ゴールを獲得し、ユルゲン・クロップ監督サイドのホームでのリーグ戦24連勝を確実にした。

チームニュース

クロップ監督は、前節のマンチェスター・シティ戦から先発を3人入れ替えた。

ベンチスタートとなったジョルジニオ・ワイナルドゥム選手、ジョーダン・ヘンダーソン選手、ロベルト・フィルミーノ選手に代わってケイタ選手、アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手、ディヴォック・オリギ選手が先発した。

ジェームズ・ミルナー選手は軽い怪我のため招集外となったが、ジェルダン・シャチリ選手が控えとしてチームに戻った。

前半

レッズが最初にヴィラのペナルティエリアに侵入した結果、モハメド・サラー選手がペナルティキックを獲得したかと思われたが、笛は鳴らなかった。

背番号11番がシュートを打つスペースを見つけ、体をねじりながらターンした際、ドウグラス・ルイス選手と接触し倒れたが、パウル・ティアニー主審の判定はノーファウルだった。

リヴァプールが息を吹き返したことで、最初の飲水タイム明けにはまだまだ新たな展開がありそうな雰囲気だった。

オリギ選手がトレゼゲ選手を猛スピードで抜き去り、エリア内のサラー選手にクロスボールを入れるが、エジプト人FWがシュートを打つには強すぎるパスだった。午後の試合初の枠内シュートを放ったのはヴィラだったが、アリソン選手がルイス選手のハーフボレーシュートを確実にセーブした。

その直後、ペペ・レイナ選手に自陣ゴール前でのピンチが訪れるが、ケイタ選手の巧みなパスをサラー選手がうまくボレーシュートすることができず、前半が終了した。

後半

後半最初にチャンスを生み出したのは、ヴィラのカウンターアタックからだった。ジャック・グリーリッシュ選手からパスを受けたアンワル・エル・ガジ選手が低いシュートを放つも、アリソン選手にセーブされる。

その後、クロップ監督は3枚替えの選択をした。60分にファビーニョ選手、オックスレイド=チェンバレン選手、オリギ選手に代わって、ヘンダーソン選手、ワイナルドゥム選手、フィルミーノ選手が同時投入される。

そして11分後、ついにチャンピオンは均衡を破った。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がエリア内でフリーなケイタ選手を見つけ、きれいなパスを送る。背番号8番からの低いクロスをマネ選手がダイレクトシュートで合わせ、クロスバーに直撃しながらネットを揺らした – セネガル人選手の3シーズン連続20得点。

サラー選手とフィルミーノ選手の滑らかな連係プレーでレッズに追加点をもたらそうとするが、レイナ選手はブラジル人選手が20ヤード地点から放ったシュートをセーブした。

しかし、試合終了間際に追加点が生まれる。アンドリュー・ロバートソン選手のクロスをサラー選手が頭でジョーンズ選手の目の前に落とし、リヴァプール出身の選手がプレミアリーグ初ゴールを決めた。またこの得点は、リヴァプールがアンフィールドで獲得したクロップ監督体制通算300ゴール目である。