土曜日のバーンリーとの対戦は1-1のドローに終わり、リヴァプールはラスト2試合としていたアンフィールドでのホームゲームにおいて今季初めて勝ち点を落とした。

レッズはクラレッツのゴールに絶え間なく襲いかかると、30分にファビーニョ選手からのボールをアンドリュー・ロバートソン選手がヘディングでゴールに流し込み、均衡を破った。

バーンリーは後半も中盤にさしかかる時間帯に、エリア内に放り込んだフリーキックから最後はジェイ・ロドリゲス選手がシュートを決めて同点に追いついた。

同点ゴールを決められたチャンピオンチームは決勝点を奪うべくゴールを目指した。しかし、試合終盤にはヨハン・ベルク・グズムンズソン選手がクロスバーを叩くシュートを放つなどビジターチームが勝ち点3を掴みかけた。

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先発メンバーは、ユルゲン・クロップ監督が前節から4人を入れ替え、カーティス・ジョーンズ選手がプレミアリーグで初の先発を果たした。ロバートソン選手、ファビーニョ選手、サディオ・マネ選手が先発に復帰し、デヤン・ロヴレン選手とジェルダン・シャチリ選手がベンチに入った。

ジェームズ・ミルナー選手は筋肉系の問題で欠場し、ジョーダン・ヘンダーソン選手とジョエル・マティプ選手も長期の欠場を余儀なくされている。

試合内容

リヴァプールは、試合開始の笛が鳴った瞬間から、序盤のうちにこの試合の主導権を握ろうとした。

フィルミーノ選手のロバートソン選手がモハメド・サラー選手を目がけてクロスを送るも、タルコウスキー選手に阻まれてしまう。フィルミーノ選手のボールもケヴィン・ロング選手にブロックされた。

ロベルト・フィルミーノ選手がスルーしたボールを受けたジョーンズ選手のシュートはニック・ポープにセーブされてしまう。その後、レッズは攻勢を強め、サラー選手が至近距離からボレーで狙うもバーンリーのゴールキーパーによって弾き出されてしまう。

21分には、巧みな連携からジョーンズ選手にシュートチャンスが生まれたが、タルコウスキー選手に当たり、ボールは枠外に逸れた。

その直後、サラー選手がボックス内のスペースに侵入し、シュートを打ったが、GKポープ選手の果敢な飛び出しに阻まれた。

しかし、33分にリヴァプールの攻撃がついに実を結ぶことになる。コーナーキックの流れからファビーニョ選手がエリア内に斜めにボールを送ると、ロバートソン選手が頭で合わせ、ファーサイドに流し込んだ。

アディショナルタイムには、マネ選手がターンからシュートを放った。ポープ選手の見事なセーブがなければ、ホーム側が確固たる優位を保ったままハーフタイムに入っていただろう。

それでもなお、王者の勢いは衰えることはなかった。後半開始から4分後、フィルミーノ選手のシュートはポストに当たった。

しかし、その直後、サラー選手がエリア内のスペースにパスを送り、そのままジョーンズ選手が左足でシュートを放つも、わずかに枠を外れた。

ジョーンズ選手とウィリアムズ選手は67分にベンチに下がり、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手とナビ・ケイタ選手が投入された。

しかし、ボックス内に入れられた相手のフリーキックをロドリゲス選手が拾うと、そのままシュートを打たれてしまい、アリソン・ベッカー選手も防ぐことができずバーンリーが同点に追いついた。

ホームチームは反撃に転じ、アンフィールドでの記録を継続させようとする。しかし、コーナーキックからグズムンズソン選手にシュートを放たれてしまうが、アリソン選手の守るゴールのクロスバーに当たり、失点を免れた。

リヴァプールは後半のアディショナルタイムにもチャンスを作った。サラー選手がアレクサンダー=アーノルド選手のクロスを合わせるも、シュートはポープ選手にセーブされ、試合は膠着状態のまま終了の笛が鳴った。