リヴァプールは新シーズンが始まるとアンフィールドでプレミアリーグ史上最高の無敗記録を更新できるかもしれない。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは、2017年4月のホームでの敗戦以来、3シーズンを通してアンフィールドで負けていない。

昇格組のリーズ・ユナイテッドがアンフィールドに訪れる今週末の2020-21シーズンの開幕に先立ち、レッズが更新しうる記録に目を向けてみよう。

プレミアリーグ シーズンプレビュー

クリスタル・パレスは、アンフィールドで行われたプレミアリーグの試合で勝利を収めた最後のアウェイチームであり、2016-17シーズンの終盤に行われたその試合では2-1で勝利している。

クロップ監督のチームはホームでの59試合連続無敗記録を維持しており、リーズに敗れなければ60試合連続無敗を達成する。

現在このチームはクラブ史上最長のホーム無敗記録を更新できる位置にいる。63試合ホーム無敗がクラブ史上最長記録であり、それは1978年から1981年の間にボブ・ペイズリー氏のもとで達成された。

レッズは、クラブ最長の無敗記録に並ぶまでに2020-21シーズンの始めの数ヶ月でリーズ、アーセナル、シェフィールド・ユナイテッド、ウェスト・ハム・ユナイテッドとホームで対戦する。さらに、その後に行われるレスター・シティ戦に敗れなければ、ホーム64試合無敗を達成し新記録を樹立することとなる。

プレミアリーグにおける記録に注目すれば、現在の無敗記録はすでに史上2番目のポジションを確実にしているのだが、リーグ最長記録を更新するにはまだほど遠い。

チェルシーが2004年から2008年にかけてホーム無敗記録を86試合まで伸ばし、最終的にレッズに敗れて記録更新が止まった。つまり、クロップ監督のチームはその記録を破るためにも2021-22シーズンまで負けることは許されない。

アンフィールドで59試合無敗の記録を維持しているレッズは、そのうちの48試合で勝利をおさめており、昨シーズンはバーンリーとの試合でのみ引き分けた。

プレミアリーグチャンピオンはまた、昨シーズンにリーグ戦ホーム24連勝を達成し、自身の持つイングランド最長記録を更新した。