アンディ・ロバートソン選手は、7-2の敗戦を喫したアストン・ヴィラ戦でのチームのパフォーマンスはこのクラブに期待されていたレベルを大きく下回っていたと認めた。

プレミアリーグ王者のリヴァプールはヴィラ・パークでディーン・スミス監督が率いるチームに完敗し、2020-21シーズンのリーグ戦で初の黒星となった。

ロバートソン選手はこの試合を率直に評価した上で、チームメイトと共に今後このような試合を繰り返さないように気を引き締めたと強調した。

この左サイドバックの試合後コメントは以下からお読みください。

選手の立場から見て、何が起こったのか教えていただけますか?

正直に言って、信じられないと思った瞬間もあった。僕たちは今ひとつ良くなかった。まったくセカンドボールを拾えなかったし、チャレンジする場面でも勝てなかった。さらには前半にいくつか作ったチャンスから得点することもできなかった。そのためにこのような結果になってしまった。相手は作り出したチャンスを得点に結びつけ、残念ながら、すべてアストン・ヴィラのゴールになってしまった。彼らは僕らよりも優れていた。ピッチ上のあらゆる戦いで彼らが勝っていた。そうなってしまうと、フットボールの試合に勝つことはできない。リヴァプールの選手としてこの結果は恥ずかしい。

試合を再開するとき、特にリードを奪われた後というのは難しいものですか?

そうだね、それでも僕らは試合のリスタートにもうまく対処しないといけない。正直なところ、前半はひどくても後半に立て直して勝てたことは前にもあったし、確か去年にもあったと思う。しかし今回はそのようにすることができなかった。リズムがつかめず、少し後手にまわってしまうときは、ゲームに関わる必要がある。しかし残念なことに、僕らはあまりにも多くのミスをしてしまい、それがゴールにつながってしまった。そうなってしまうと、試合に勝つことはできない。監督は就任したときから、1パーセントでも足りない部分があると試合に勝てないと言っていたと思う。残念ながら、今日の僕らには足りない部分が多かったし、調子も普段よりかなり悪かった。そうなってくるとフットボールの試合には勝てないね。

ハーフタイムに悪い流れをリセットできたかもしれないというもどかしさはありますか?試合は後半も同じような流れになってしまい、ロバートソン選手としても流れを変えることができなかったように思います。

そうだね、それが正直一番残念かもしれない。前半は4-1で負けていたけど、リヴァプールとしては逆転できる、いやもちろんできるはずだと信じていたよ。ハーフタイムの監督のからのメッセージは明確で、「後半で巻き返して勝利できればそれで十分だ。うまくいかなかったらその時は対応する」というものだった。しかし、後半になっても同じくらいの失点をしてしまったことは、このクラブでプレーしている以上恥ずかしいことだ。満足できるものではないし、これについては僕たちで解決しないといけない。しかし、僕らはお互いをよく知っているグループだ。今こそ、このようなパフォーマンスは二度とないようにしなければならない。結果のことは忘れよう。相手はあらゆるチャンスをものにしただけで、僕らのパフォーマンスが十分ではなかっただけだ。同じことを繰り返さないようにしないとならない。

ドレッシングルームでは恥ずかしい思いを抱えていたことと思いますが、次の試合まで2週間もあるともどかしい気持ちはありますか?

もちろんだ。いつもなら3日以内には修正して、僕たち選手は準備を整える。しかし、残念ながら僕らは(代表戦のために)世界中を飛び回ることになるが、それはそれで仕方がないことだ。インターナショナルブレイクの前にビッグゲームに勝ったことは何度もあったから、これまではここを離れる際には素晴らしいことだと言ってきたが、残念ながら今は他に対処しなければならないことがある。おそらく長い時間をかけて最も重い敗戦に向き合わなければならない。これからの2週間、チームメイトのもとから離れるけども、その後にはマージーサイド・ダービーが控えているんだ。見ていてほしい、選手は万全の準備をして臨むだろう。すべての国際試合に向けて、代表戦を戦うなかでできるだけコンディションを整え、フレッシュな状態で臨めるかは僕たち次第だが、団結して、今日のようなパフォーマンスを繰り返さないようにしていきたいと思う。