リヴァプールFCは平等、ダイバーシティ、インクルージョンに対するクラブとしての新たな取り組み、Red Togetherを立ち上げた。これは、クラブがプレミアリーグ平等基準で上級レベルの維持を達成したことに続く事業となる。

2017年にプレミアリーグのチームでは初めて平等基準における上級レベルを達成したレッズは、プレミアリーグにより遠隔での評価を受けた。リーグはクラブが現在行っている改革推進に向けた取り組みや、地域コミュニティでの活動内容を特に評価した。

LFCは全ての活動を通して平等、ダイバーシティ、インクルージョンの推進に取り組んでいる。Red Togetherではそのような活動を認知できるプラットフォームを提供する。

Red Togetherの設立を記念して、様々な人々を受け入れるクラブの文化、そして多様なファン層を称える動画を製作した。

Red Togetherの動画では、5人のファンそれぞれのストーリーと彼らのLFCとの素晴らしい関係が紹介されている。クラブのLGBTファングループであるKop Outsのシーナ・マリー・ウィリアムスさん、そしてファンサイト・ポッドキャストThe Anfield Wrapのモーリス・ステュアートさんも動画内で取り上げられている。動画はこちらでご覧いただけます。

Liverpoolfc.comには新しくRed Together専用のエリアが開設される予定だ。ファンの皆様はレッズの平等、ダイバーシティ、インクルージョンに関する活動についての重要な記録やニュース、最新情報を知ることができるようになる。

LFCのスタッフはRed Togetherの豊富な教育リソースや知識を身につけるための実習機会を得られるようになる。そしてスタッフは平等に関する主要な優先事項など、クラブが実施している取り組みやその目標についての情報を常に最新のものにアップデートしていく。

平等、ダイバーシティ、インクルージョン戦略や人種平等宣言の一環として主要目標を達成するべく、サポーターの皆様にもこのRed Togetherを通してクラブと共に活動できる機会を設ける。これにより、包括的なクラブ文化やファン体験を構築しつづけるというLFCの目標達成に向けたサポートになるだけでなく、平等とより良いふるまいの促進、そして年間を通した数々の平等キャンペーンの支援にファンの皆様も参加できるようになる。

平等とダイバーシティのファンフォーラムのメンバーは、Red Togetherを歓迎しており、クラブが今後も平等、ダイバーシティ、インクルージョンに対する取り組みを強化していくためにはどうすればよいかについて意見を交わす。

クラブの公式チャリティー財団であるLFCファウンデーションは、Red Togetherの立ち上げに合わせて、今後3年間(2020年~2023年)のインクルージョン戦略を発表した。新しいインクルージョン戦略では、その従業員、プログラム、その提供における平等、ダイバーシティ、インクルージョンのためのチャリティー財団の目標を説明している。LFCファウンデーションのインクルージョン戦略はこちらでご覧いただけます。

リヴァプールFC人事部長のリン・ストックトン・ハワードは次のように述べている。「Red Togetherを発表でき、またスタッフとファンの皆様の両方が認識し、識別できるはっきりとしたブランドを抱えることができるのは本当に素晴らしいことだ」

「この重要な活動は、クラブで行うすべての活動の基礎となるものであり、できる限り平等、多様性、包括性を確保するための改善を継続的に続けられるように取り組んでいく」

「我々は、スタッフ、選手、サポーターが私たちの活動を簡単に認識できるようにしたいと考えている。Red Togetherという新しいブランドはこの実現に役立ち、重要なメッセージの周知、活動の成果、目標を中心に据えることができるようになる」