アンディ・ロバートソン選手は、リヴァプールのこれまでの2020-21シーズンを振り返るとともに、これからの時期に向けてチームメイトとともに攻めの姿勢を貫くと意気込んだ。

レッズはプレミアリーグでは3位につけ、チャンピオンズリーグでは首位という完璧な成績で11月のインターナショナルブレイクを迎えた。

過密日程や主要メンバーの負傷と付き合いながら試合をこなす中、ロバートソン選手はユルゲン・クロップ監督のチームのここまでの結果に満足しているとした上で、このチームはさらに良い結果を出せると強調した。

この左サイドバックは「僕らは常により良い結果を求めている」と、現地時間日曜日に1-1のドローに終わったマンチェスター・シティとの試合を受けてLiverpoolfc.comに話した。「サッカー選手として、僕らはいつも少しばかり欲を出しているんだ」

「でも見ての通り、僕らには上を向くことも必要だ。怪我人が出始め、COVID-19に感染して何人かの選手が離脱したときなんかは誰もがうまくいかなくなることを予想していたと思う」

「ただ、少しずつ安定してきたし、特にヨーロッパの舞台では素晴らしい結果を残すことができたよ」

「プレミアリーグでは、ベストな状態ではないときもあったかもしれない。それでも結果を出してきたし、リーグの上位に位置しているのもそのおかげだ」

「だから、この状態が長く続いて、自信を深めてパフォーマンスも高めていけるといいね」

「久しぶりに最高のパフォーマンスを出せた試合のひとつだと思う。僕たちは良いチームだからこそ、各選手が自信をつけて代表からクラブに戻って、再び始動できることを願うよ」

「怪我をしている選手が復帰できることを願っているし、そうなれば僕らはもっと強くなれる。だからこそこのまま継続できればいいね」

「代表戦が行われている期間に誰も離脱しないことを願っているよ。それぞれにとって本当に大事な試合があることはわかっているし、僕の場合は相当久しぶりの国のために戦うビッグマッチだ。でも、選手全員が怪我もなく良いコンディションで戻ってこられることに期待しているよ」

「クリスマスの時期には試合数が多くなるけど、チームで乗り越えていきたいね。これまでの数シーズンもうまく対応してきたし、今シーズンもその対応力が必要なんだ」

ロバートソン選手は、今季のリヴァプールはさらに厚い選手層と多様性を備え、さらに強くなっていると考えている。

クロップ監督は、現地時間日曜日の引き分けとなったシティとの対戦に4人のアタッカーを起用した。スターティングイレブンにはフロントスリーに加えてディオゴ・ジョッタ選手が名を連ねた。

ロバートソン選手は次のようにコメントした。「ディオゴのような選手を見てほしい。彼はミッドウィークの試合でハットトリックを達成するなど多くのゴールを決めている。明らかに監督はそれを見て、『彼をチームに入れなければならない』と考えたんだ」

「前線の3選手はこの3年間で驚異的な活躍をしてきたし、シャックのような質の高い選手もいる。彼はここ数週間、素晴らしいフットボールをしていたし、トレントの代わりにも信頼の置けるミリーがプレーしている」

「違うフォーメーションでプレーできたり、異なるメンバーでプレーできたりといったことは、チームとしての適応力の一部だ。そしてリーグでもトップクラスのチームを相手にそれを見せることができた」

「僕たちはうまいことやれたと思うし、対応できるとも思う。つまりはその違ったメンバーやフォーメーションでもっと頻繁にプレーできるかもしれないということだ。でも、僕たちにとっては4-3-3がうまく機能していると思うから、毎試合このやり方で臨むわけではないけど、特定のチームや試合展開には対応できるということだ。チームとしての進化だね。これは大事なステップだ」

現地時間日曜日のエティハド・スタジアムでは、モハメド・サラー選手がPKでリヴァプールに先制点をもたらしたが、ガブリエウ・ジェズス選手のゴールで同点となった。

ケヴィン・デ・ブライネ選手が前半戦の終盤にPKを失敗した。その後、後半からの試合のテンポは落ち着いていた。

「勝ち点1は両チームにとって十分な結果だ。僕たちにそれほど論じるべき点はないと思う」と背番号26は振り返った。「フォーメーションやライン間の選手配置で、少しでも相手を驚かせないといけなかった」

「最初の20分はとても良かったし、相手の上回っていたと思う。僕らは相応のリードを奪ったけど、良い選手はその状況に適応してきたし、マンチェスター・シティとしても対応しはじめて、軌道修正を模索し始めた。その後、彼らは僕たちを悩ませてきた」

「ゴールについては、ボールが体の間に入ってきてそれを通してしまった。その後、僕らにとってはラッキーなことに高いクオリティを持つ選手がPKを失敗した。その後、チャンスは多くなかったね」

「ファイナルサードでもう少しクオリティを出すことができれば、相手を突破できたかもしれない。だけど、全体的には良いパフォーマンスを見せることができたし、まずまずの結果だと思う」

「僕たちは世界中での代表戦に向けてチームを離れるけど、全員が怪我なく健康な状態で戻ってきて、クリスマスの過密なスケジュールに臨むことができるといいね」