現地時間月曜日の夜、リヴァプールはサウサンプトンに0-1で敗れた。

セント・メリーズ・スタジアムで行われた試合では、2分のダニー・イングス選手のゴールを守り切ったホームチームが勝利を収めた。レッズは組織的に良く守ったセインツの堅いディフェンス陣を破ることができず、同点ゴールを奪うことができなかった。

前半のレッズのパフォーマンスは満足できるものではなかったが、後半の王者のプレーには意図があり、プレーテンポも高まっていた。

しかし、サウサンプトンは素晴らしい守備力と忍耐力で、レッズの枠内シュートをマネ選手が残り15分に放った1本のみに抑えた。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは、マンチェスター・ユナイテッドより1試合多くプレーしているものの、ゴール差でプレミアリーグ首位を維持している。

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チアゴ・アルカンタラ選手、アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手、ジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が、レッズの3ミッドフィルダーとして先発出場を果たした。

そして、ジョーダン・ヘンダーソン選手とファビーニョ選手がセンターバックを務めた。

前半

試合開始早々、ジェームズ・ウォード=プラウズ選手のフリーキックでボールを受けたイングス選手が角度のないところからループシュートを放って先制点を決めたため、リヴァプールには早急な巻き返しが必要とされた。

モハメド・サラー選手がロベルト・フィルミーノ選手の足元にパスを出し、このNo.9はシュートを放ったが、ボールは枠の横に外れた。さらに、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手が素晴らしいクロスを上げて、マネ選手がヘディングシュートを放つも、カイル・ウォーカー=ピータース選手にブロックされた。

フィルミーノ選手が落としたボールをヘンダーソン選手がシュートする。しかしボールはクロスバーを超えていった。その後は、レッズがボールを保持するも、フレイザー・フォースター選手を脅かすチャンスは無く、サウサンプトンへのプレッシャーは消えていった。

しかし、クロップ監督率いるチームは、前半終了前に2つのハーフチャンスを作って、マネ選手はその両方に深く関わっていた。

1つ目のチャンスでは、チアゴ選手が前方へ巧みなハーフボレーパスを出し、そのボールをもらったマネ選手が20ヤード先から右足で中にカットインしてシュートを放った。しかしながら、ボールは枠を外れる。

次のチャンスはネイサン・テラ選手がもう一方の端でカーブシュートを放った後だった。マネ選手がゴールラインの方へドリブルをしクロスを上げるも、このクロスボールはサラー選手にとっては少し高く、ヘディングシュートをゴールに入れることができなかった。

後半

後半は、ディフェンディングチャンピオンが新たな緊迫感を持って同点に追いつくため勢いよく攻撃した。

ワイナルドゥム選手のシュートがジャック・スティーヴンス選手の腕に当たったように見えたためPKを訴えるが、これはPK獲得には繋がらない。その後、スティーヴンス選手はマネ選手の至近距離からのシュートを阻止した。

プレッシャーが高まり続けるなか、リヴァプールのNo.10がウォーカー・ピーターズ選手に倒されたように見えたが、これもPK の判定にはならなかった。

細かいフットワークでフィルミーノ選手がスティーヴンス選手を抜いてマネ選手にパスを出すも、このパスはイブラヒマ・ディアッロ選手にインターセプトされる。

終了間際には、オックスレイド・チェンバレン選手と後半早々に交代し途中出場を果たしたジェルダン・シャチリ選手がシュートを放ったが、ボールはクロスバーの上を通過した。さらに、マネ選手のシュートミスはフォスター選手に難なく防がれた。

マネ選手は、アディショナルタイムにもアンディ・ロバートソン選手のコーナーキックからゴールを奪おうとしたが、このセネガル人選手のヘディングシュートはクロスバーの上に外れた。