リヴァプールは現地時間水曜日の夜、ブライトン&ホーヴ・アルビオンに1-0で敗れ、アンフィールドでは連敗となった。

55分にダン・バーン選手が頭でゴール前に折り返したボールを最後はスティーヴン・アルザテ選手に押し込まれてしまい、これがこの試合唯一のゴールとなった。

レッズは終盤まで同点ゴールを狙い続けたが、最後まで相手を崩すことはできなかった。

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リヴァプールは、ウェスト・ハム・ユナイテッドに勝利した前節から2人を入れ替えた。

アリソン・ベッカー選手が体調不良で欠場したため、クィービーン・ケレハー選手が先発で出場した。ロベルト・フィルミーノ選手がディヴォック・オリギ選手に代わって攻撃陣に加わった。新加入のベン・デイヴィス選手はベンチからのスタートとなった。

試合内容

トッテナム・ホットスパーとウェスト・ハム・ユナイテッドにアウェーで連勝しているリヴァプールは、リーグ戦の勢いそのままに、次はホームでの連勝を目指してアンフィールドでの試合に臨んだ。

レッズはほぼ完璧なスタートを切ることができた。ジョーダン・ヘンダーソン選手がエリア内に走りこむモハメド・サラー選手を目がけてロングパスを送る。サラー選手はそのボールをコントロールして、フィニッシュまで持ち込んだが、シュートはロベルト・サンチェス選手の守るゴールのクロスバーの上に外れた。

ホーム側は立ち上がりからボールを保持する時間帯が続いたが、24分にはブライトンにチャンスが訪れる。ニール・モペイ選手がエリア内に侵入してシュートを打つも、アンディ・ロバートソン選手がブロックで防いだ。セカンドボールはバーン選手のもとにこぼれたが、バーン選手のシュートは枠外だった。

その後、ソロモン・マーチ選手がゴールを狙うもバーを越えた。シーガルズは時計が進むにつれて自信を深めていったが、スコアに動きはなかった。

チャンピオンは気持ちを切り替えて後半に臨んだ。エリア内でのフィルミーノ選手の強烈なシュートはルイス・ダンク選手のブロックに阻まれた。

このブラジル人FWはさらにシュートを放つも、相手に当たって枠の外に外れてしまった。後半開始から10分後にブライトンが先制する。

ファーサイドへのボールをバーン選手がヘディングで中央に折り返す。ナサニエル・フィリップス選手がかろうじて触ったボールは相手のモペイ選手に当たり、最後はアルザテ選手がネットを揺らした。

リヴァプールは60分頃に動き、ジョルジニオ・ワイナルドゥム選手とジェルダン・シャチリ選手に代えてアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手とオリギ選手を投入した。

その後、レッズは的確なプレーでこの夜最大のチャンスを生み出す。しかしトレント・アレクサンダー=アーノルド選手からの低めで速い折り返しをサラー選手が合わせるもわずかに枠外だった。

パスカル・グロース選手にエリアの端から狙いすましたシュートを放たれるが、ここはケレハー選手が見事に防ぎ、ブライトンに2点目は許さなかった。

一方で、サラー選手がボックス内でイヴ・ビスマ選手に当たってしまうものの強烈なシュートを放ったほか、フィルミーノ選手もシュートを打ったが、ポストの横に外れてしまった。

レッズはシーガルズのゴールへと攻勢を強めていったが、レアンドロ・トロサール選手のシュートをケラー選手が防いだところでビジターチームが勝利を手にする結果となった。