フィル・チスナル氏のご訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。

フォワードとして活躍したフィル・チスナル氏は、1964年4月にマンチェスター・ユナイテッドから当時のビル・シャンクリー監督が率いていたリヴァプールへと移籍した。両クラブ間を直接移籍したのは同氏が最後となっている。レッズでは9試合に出場し、2得点を記録した。

チスナル氏は加入から4か月後のチャリティ・シールドでの試合に途中出場し、デビューを果たした。その2日後には、ヨーロピアン・カップのKRレイキャヴィーク戦でレッズでの初ゴールを決め、チームの勝利に貢献した。

チスナル氏の最後の試合は、1965-66シーズンのカップウィナーズカップ準決勝グラスゴー・セルティック戦のファーストレグだった。その後、サウスエンド・ユナイテッドに移籍し、同クラブで4年間を過ごした。

オールド・トラッフォードで6年間を過ごした後にリヴァプールへと加入したチスナル氏は、ストックポート・カウンティで自身のキャリアを終えた。

リヴァプール・フットボール・クラブ関係者一同、ご遺族およびご友人の方々に心よりお悔やみ申し上げます。

RIP Phil Chisnall 1942-2021