現地時間日曜の午後、リヴァプールはフラムに0-1で敗れた。

フラムは前半45分のマリオ・レミナ選手のゴールが決勝点となりアンフィールドで勝利を収めた。後半にはレッズが良いパフォーマンスを見せ、サディオ・マネ選手のシュートが最大のチャンスではあったが、同点ゴールを奪うことはできなかった。

ベンチから途中出場を果たしたこのNo.10のヘディングシュートはポストに直撃した。フラムのゴールを終始脅かしたが、ユルゲン・クロップ監督率いるチームはゴールを奪うことができず、ホームで6連敗を喫した。

チームニュース

クロップ監督は先発メンバーを7人変更し、ディオゴ・ジョッタ選手が先発復帰を果たした。

軽い打撲によって欠場したロベルト・フィルミーノ選手とマネ選手の代わりに、ジェルダン・シャチリ選手とジョッタ選手がモハメド・サラー選手と共に先発メンバーに名前を連ねた。

ナビ・ケイタ選手とジェームズ・ミルナー選手がミッドフィルダーとして、ディフェンスラインには、ナサニエル・フィリップス選手、ネコ・ウィリアムズ選手、リース・ウィリアムズ選手らが先発した。

前半

サラー選手は中央、シャチリ選手は右、そしてジョッタ選手は左のウインガーのポジションでプレーをした。前半開始早々、サラー選手はボックス内でオラ・アイナ選手によってブロックされたように見えたが、主審のケビン・フレンド氏は笛を吹かなかった。

その後すぐに、フラムはジョシュ・マジャ選手がイヴァン・カヴァレイロ選手のクロスに合わせてボレーシュートを放った。そして、アデモラ・ルックマン選手が左サイドからカットインしてニアポスト側にシュートを放ったが、アリソン・ベッカー選手が守るゴールを破ることができなかった。

エリア外からのサラー選手の危険なハーフボレーシュートは、アルフォンス・アレオラ選手の先のゴールに迫ることができず。一方、フラムはゴール前にいたマジャ選手が足先でボールを押し込もうとするも、アリソン選手が防いだ。

その後、ミルナー選手が左足でシュートを放ったが、ボールはクロスバーのわずか上を通過した。アリソン選手はルックマン選手の至近距離からのシュートを防ぎ、再びリヴァプールはこのブラジル人GKに助けられた。

シャチリ選手のフリーキックはアレオラ選手が守るゴールわずか上を通過した。しかし、その後、コーナーのこぼれ球を拾ったサラー選手のボールをレミナ選手が奪って低いミドルシュートを放つ。そのボールはアリソン選手を横切ってゴールに吸い込まれ、前半終了間際にアウェイのチームが先制点を決めた。

後半

後半開始直後のレッズはかなり高い強度で試合を進めた。48分には、ジョッタ選手が本当に素晴らしいシュートを放ったが、惜しくも同点ゴールを奪うことはできなかった。

ネコ・ウィリアムズ選手が右サイドからクロスを上げ、そのボールに合わせたジョッタ選手が直感的にアクロバティックボレーシュートを試みるも、アレオラ選手が防ぐ。

しかし、フラムもカウンターアタックでレッズのゴールを脅かす。ルックマン選手のシュートはフィリップス選手がうまく阻止した。その直後には、クロップ監督が交代カードをきった。

60分にマネ選手がジョルジニオ・ワイナルドゥム選手に代わってピッチに入ると、その10分後に、非常に打点の高いヘディングシュートを放つ。ボールは弧を描いてアレオラ選手の頭上を越えたが、ポストの角に当たった。

同点に追いつきたいリヴァプールは、シャチリ選手が20ヤード先からゴール上隅を狙ったカーブシュートを放つものの、ゴールにはならず。そして残り15分にクロップ監督はトレント・アレクサンダ=アーノルド選手とファビーニョ選手をピッチに送り込む。

アレクサンダー=アーノルド選手がマネ選手がいる深い位置にあげたクロスが彼にとって初めてチャンスに関与したプレーだったが、セネガル人FWはヘディングシュートを決めることができなかった。

90分には、マネ選手がロバートソン選手からの低い折り返しのボールをゴールに押し込もうとしたものの、ディフェンダーがマネ選手より先に触ってクリアしたためゴールとはならなかった。リヴァプールにとっては再び満足できない結果の試合となった。