リヴァプールは水曜日の夜、ブダペストで行われたRBライプツィヒ戦に2-0で勝利し、チャンピオンズリーグ準々決勝への進出を決めた。

ハンガリーで行われた試合でレッズが得点したのは、試合時間残り20分のときだった。ディオゴ・ジョッタ選手からパスを受けたモハメド・サラー選手は、相手の逆をつくシュートで綺麗に得点し、合計で3-0とした。

その直後、サディオ・マネ選手が、交代してきたディヴォック・オリギ選手の右からのクロスに合わせ、リードを拡げた。

サラー選手とマネ選手は、先月のファーストレグでも、リヴァプールのリードを導くゴールを決めており、彼らのプスカシュ・アレーナでの2度目のゴールは、リヴァプールのベスト8進出を確実なものにした。

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リヴァプールは、日曜日に行われたフラムとの敗戦から5名の変更を加えた。オザン・カバク選手とトレント・アレクサンダー=アーノルド選手がディフェンスラインに復帰し、ファビーニョ選手が中盤で起用され、チアゴ・アルカンタラ選手とマネ選手も先発した。

前半

ドイツのCOVID-19に関する規制により、ライプツィヒがアンフィールドに訪れることができなかったため、ブダペストのプスカシュ・アレーナが、3週間前に行われたファーストレグと同様に、リヴァプールの「ホーム」戦の会場となった。

ハンガリーの首都で行われたファーストレグでの2点のアドバンテージを持ち、レッズは試合の序盤に自分たちの力を発揮しようとする。しかし、ルーカス ・クロスターマン選手のブロックがなければ、チアゴ選手からエリア内のシュートポジションにいたサラー選手へパスが通っていただろう。

試合開始から10分後、ライプツィヒはチャンスを作る。しかし、アリソン・ベッカー選手が、エリア内にこぼれたボールを拾ったダニ・オルモ選手の至近距離からのシュートを力強いブロックで防いだ。

一方、元リヴァプールのキーパーであるペテル・グラーチ選手が、アレクサンダー=アーノルド選手のコーナーキックに強烈なヘディングで合わせたジョッタ選手のシュートを阻止した。

リヴァプールは23分に再びチャンスを作った。チアゴ選手が見事なスルーパスを駆け上がるサラー選手に送り、彼はシュートを放つが、グラーチ選手がセーブする。マネ選手は、そのシュートの厄介なこぼれ球を頭で合わせることができなかった。

その後、マネ選手が鋭いパスを右サイドの深いスペースへ送り、サイドバックのアレクサンダー=アーノルド選手がコントロール。そして、彼はゴール前にいるサラー選手へクロスを送るが、ダヨチャンクレ ・ウパメカーノ選手が防いだ。

タイラー・アダムス選手のシュートはアリソン選手にセーブされ、その後、エミル ・フォルスベリ選手が低いシュートを放つが、惜しくもポストをわずかにかすめて外れた。

ハーフタイムが近づいてくると、ジョッタ選手がエリア内に侵入し、シュートを放つもグラーチ選手の正面。また、ポルガル人のフォワードにはアディショナルタイムに得点すべきチャンスがあった。エリア内でのこぼれ球が彼の前に来るが、サイドネットへ突き刺してしまった。

後半

後半開始後、ライプツィヒはリヴァプールのディフェンスラインへプレッシャーを強めたが、レッズのディフェンスは踏ん張っていた。

ブンデスリーガのチームがチャンスを作る。交代してきたアレクサンダル ・セルロート選手のループ状のヘディングシュートがゴールバーに当たり、ナサニエル・フィリップス選手がクリアするという場面があった。

このような状況の中で、得点のチャンスが訪れたのは、試合時間残り20分のときだった。

カウンターアタックで、マネ選手がジョッタ選手にパスを送り、彼がサラー選手へボールを送った。エジプト人選手は、ウパメカーノ選手を交わして中へ切り込み、低めのシュートを放つと、グラーチ選手を超えてゴール隅に入った。

ユルゲン・クロップ監督は、ジョッタ選手とチアゴ選手に代えて、ナビ・ケイタ選手とオリギ選手を投入すると、後者がすぐに結果を残す。

オリギ選手が右サイドでボールを持つと、ゴール前に低めのクロスを送る。マネ選手が、ゴールから6ヤードの地点で、そのクロスに合わせてゴールした。そして、リヴァプールが準々決勝への進出を決めた。