金曜日の午前中にリヴァプールは、チャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリードと対戦することが決まり、その対決についてユルゲン・クロップ監督は、「ワクワクしている」と語った。

レッズは来月、ベスト8とでリーガ・エスパニョーラのチームと対戦する。アウェイの試合は日本時間の4月7日、ホームでの試合は日本時間の4月15日に予定されている。

もちろん、この組み合わせは、キエフのNSCオリンピスキ・スタジアムで行われた2018年のチャンピオンズリーグ決勝で、マドリードが3-1で勝利して以来、初めての対戦だ。

クロップ監督は、AXAトレーニングセンターでLiverpoolfc.comに次のように語った。「ワクワク、ドキドキしている。タフな相手であることは明らかだが、僕はそれでも問題ないと思っている。他の対戦カードを見れば、『大変だ』と思うだろう。なぜなら、どのチームも強く、能力がある。それは明らかだ。試合をとても楽しみにしているよ」

「2年前に彼らと対戦した時、我々にとってタフな試合だった。なので、再び対戦できるチャンスがあることは素晴らしいね」

「前回とは違うラウンドで、どこでプレーできるかも分からない状態であることは承知しているし、それは問題ではない。もしブダペストで開催されたとしても問題ない。ホーム戦をアンフィールドで開催できるのならば、それも素晴らしいことだと思う」

「実際に悪いことなど何もない。ただ対戦できることが素晴らしい」

クロップ監督がリヴァプールの監督として、マドリードと対戦したことがあるのはあの決勝戦だけだが、ボルシア・ドルトムントを率いていた時に、チャンピオンズリーグでスペインの巨人と6回対戦している。

「ドルトムントの時は、チャンピオンズリーグのグループリーグとノックアウトステージの両方で、彼らと対戦したことがある」と彼は語った。「彼らかアーセナルのどちらかとは、常に同じグループステージリーグに属していた」

「リヴァプールでは、1度しか彼らと対戦していないが、大丈夫だと思う。しかし、彼らと対戦するときは常にタフである。クリスティアーノ・ ロナウドがいない状態で、レアルと対戦するのは初めてだと思う。ギャレス ・ベイルがいない状態で、レアルと対戦するのも初めてだと思う。しかし、セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァラン、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、カゼミーロ、ダニエル・カルバハル、そしてカリム・ベンゼマはまだレアルにいる」

「そして、その他にも若い選手やしっかりした選手が数名いる。繰り返しになるが、試合をとても楽しみにしている」

マンチェスター・シティがボルシア・ドルトムントと対戦することになり、全イングランドチームが準決勝までに対戦する可能性は免れたが、チェルシーとFCポルトの勝者は、レッズとマドリードの勝者と準決勝で対決することになる。

「全チームが同じ考えを持っているだろう。例えば、バイエルンはドルトムントと同じ国のチームだから、彼らとは対戦したくないと思っているだろう。我々にとっても、シティとチェルシーがそうだ」と、クロップ監督は述べた。

「できる限り彼らを避けることが出来るのであれば、そうするべきだが、いずれにせよ、タフな相手に直面するのは明らかだった」