本日、ジェルダン・シャチリ選手が3年間過ごしたリヴァプールを離れ、リヨンへ完全移籍することが決まった。

スイス代表の選手は、リーグアンのクラブで新たなキャリアをスタートさせるために移籍を決定した。

彼は、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップのタイトル獲得に貢献。また、ユルゲン・クロップ監督の下で63試合に出場して8ゴールを挙げる活躍を見せ、レッズを去ることになった。

シャチリ選手は、2018年の夏にストーク・シティからリヴァプールに加入した。アンフィールドで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で途中出場すると、試合を制する決勝ゴールを決め、すぐにレッズのファンから愛された。

様々な攻撃的ポジションで活躍し、クロップ監督率いるチームがマンチェスター・シティとプレミアリーグのタイトルを争い、わずか1試合しか負けなかった彼のデビューシーズンでは、30試合に出場した。

背番号23番は、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバルセロナを4-0で破った歴史的な試合に先発出場し、3点目を見事にアシストした。また、マドリードでトロフィーを獲得した際にはベンチ入りしていた。

その後2019-20シーズンは、怪我の影響がシャチリ選手の出場機会を制限したが、レッズが史上初の優勝を果たしたクラブワールドカップでは、2試合に出場した。

そして、リヴァプールが30年ぶりにタイトルを獲得し、勝ち点99と2位との勝ち点18 差を獲得した同シーズンには、チームの一員でもあった。

シャチリ選手は、アンフィールドでの最後のシーズンに22試合出場した。また、リンカーン・シティ戦でトレードマークのテクニックを駆使してフリーキックからゴールを決め、これがレッズ最後の得点となった。その後、ユーロ2020ではスイス代表の準々決勝進出に貢献した。

本日、リヨンとの間で完全移籍が合意され、フランスでの新たな挑戦が始まる。

リヴァプールFC関係者一同、過去3シーズンのシャチリ選手の貢献に感謝し、彼の新天地での活躍を願っています。