ジョーダン・ヘンダーソン選手は、リヴァプール・フットボール・クラブと新たな契約を結び、長期的にレッズの将来にコミットすることになった。

キャプテンは、現地時間火曜日にAXAトレーニングセンターで契約書にサインした。これにより、これまで10年間過ごしてきたクラブでの生活が今後も続くことになる。

動画:リヴァプールFCとの契約を延長したジョーダン・ヘンダーソン選手

クラブと新たな契約を結んだヘンダーソン選手は、Liverpoolfc.comに対して次のようなコメントを残した。「とても光栄に思っているし、これまで歩んできた旅をさらに続けることができることを誇りに思うよ」

「契約を延長できたこと、そしてこれからは前を見据えて将来のことに集中できるのは素晴らしいことだと思う」

「もちろん、選手としても1人の人間としても、最初にこのクラブに来たときとは違う立場にある。ここでの生活のなかで多くを学び、成長できた。そのことは多くの人に感謝しなければいけないね」

「苦しい時期も含めてこれまでの一分一秒、そのすべてが大好きだし、このフットボール・クラブの一員であることを楽しんでいるよ。この時間が長く続けば続くほど、僕にとっては本当に嬉しいことだ。いつも言ってきたように、可能な限りここに長くここにいたいね」

「この旅を続けることは、僕にとっても僕の家族にとっても素晴らしいことだし、ファンやクラブのみんなも同じように感じてくれていたら嬉しいよ」

10年前の7月にサンダーランドから移籍加入したヘンダーソン選手は、今夏でリヴァプールに加入してから10年の節目を迎えた。

レッズでは394試合に出場、30得点を記録しており、5つの優勝メダルを獲得している。

2012年、ヘンダーソン選手は当時のケニー・ダルグリッシュ監督が率いるチームの一員としてウェンブリーでリーグカップ優勝を果たした。その後、クラブのキャプテンとしてプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップを制覇している。

この31歳は、2019-20シーズンFWA年間最優秀選手、2019年イングランド年間最優秀男子選手賞、2019-20シーズンのファンが選ぶクラブ年間最優秀選手など、数多くの個人タイトルを獲得してきた。また、2021年のはじめにヘンダーソン選手は、とりわけコロナ禍でのフットボールやチャリティ活動での貢献が認められ、大英帝国勲章のメンバー(MBE)の称号を授与されている。

「毎年が同じように最大のチャレンジであり、この先もいちばん大きなシーズンが待っている。これまでと同じようにハングリーな気持ちだよ」

「10年前に初めてこのクラブに来たときと同じくらいハングリーな気分だ。自分がこのフットボール・クラブにふさわしいことを人々に証明するためにも、このエンブレムのため、ファンのため、そしてこのクラブにいるみんなのために、毎日自分が持っているすべてを出していきたいと思っているよ」

「そうすれば、成功をつかめる可能性は十分にあると思っている」