リヴァプールは、ズラタン・イブラヒモビッチ選手を欠くACミランを相手に、チャンピオンズリーグ・グループステージの初戦を戦う。

この39歳は、現地時間日曜日にセリエAのラツィオ戦で2021-22シーズン初出場を果たし、自身もゴールを決めてチームは2-0で勝利した。しかしその後、負傷してしまったことで、現地時間水曜日の夜にアンフィールドで行われるグループBの初戦を欠場することになった。

「ズラタンは、もちろん試合に出たかっただろう。(ラツィオ戦の)試合後に炎症を起こしてしまった」とミランのステーファノ・ピオリ監督は説明した。

「いずれにしても出場できることを望んでいたが、まだ痛みが残っていたようなので、明日は(彼に)リスクを負わせたくはないと考えた。この試合は非常に重要な一戦だが、我々には他にも多くの試合がある」

「我々の準備はできており、(アンテ・)レビッチオリヴィエ(・ジル―)もいる。誰が先発して、誰が途中からの出場になるかはこれから決めることになる。もちろん、いつでもプレーしたがっているズラタンには申し訳ないが、彼はすぐに戻ってくるだろう」

週末の試合ではスターティングメンバーに抜擢されたレビッチ選手だが、この試合では、先日COVID-19の陽性反応が出たもののすでに出場できる状態のジルー選手と先発の座を争うことになる。

「もちろん、彼は90分はプレーできないが、いずれにしてもオリヴィエは出場できる」とピオリ監督は話した。「そして、アンテは先週の日曜日に非常に良いパフォーマンスを見せてくれた」

「だから、誰が試合の頭から出場しても、途中出場したとしても、どちらも非常に素晴らしく、チームの他のメンバーとうまく補完しあうと確信している」

ティエムエ・バカヨコ選手はラツィオ戦で交代出場したが、13分で退場を余儀なくされたため、21名の帯同メンバーから外れている。

リヴァプールはハーヴェイ・エリオット選手を欠いてこの試合に臨むことになる。

同選手は、先週末のリーズ・ユナイテッド戦で左足首を負傷していたが、火曜日に無事手術を受けた。

ユルゲン・クロップ監督は試合前のメディア対応で新たな怪我人については明かさなかった。ただし、ロベルト・フィルミーノ選手と南野拓実選手は日曜日のリーグ戦はベンチ外だった。なお、両選手ともに怪我から回復している。

また、南野拓実選手については試合前日のワークアウトに参加している。

レッズの指揮官は、アトレティコ・マドリードとFCポルトを含むグループBについて、次のように語った。「このグループは、最初の1秒から最後の1秒までエキサイティングな試合になるだろう。このグループでは何事も容易に決めつけることはできないし、そのおかげで気を引き締めることができる」

「これらの試合の間には、プレミアリーグ、リーグカップ、そしてできればシーズン後半にはFAカップという非常に重要な大会が控えている。しかし、これはまさに我々が望んでいたことなんだ」

「今、我々は今大会でミラン、ポルト、そしてアトレティコと対戦する。素晴らしいスタジアム、素晴らしい観衆、そして情熱的なファンベースがあり、まさにフットボールに望むものがこれなんだ。ここからはそれらにうまく対応していかなければならない」

直近の試合

リーズ・ユナイテッド 0-3 リヴァプール(9月12日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、チアゴ、エリオット、サラー、マネ、ジョッタ

ACミラン2-0 ラツィオ(9月12日):メニャン、カラブリア、トモリ、ロマニョーリ、エルナンデス、トナーリ、ケシエ、フロレンツィ、ディアス、レオン、レビッチ