マッチレポート:5点を奪ったレッズがチャンピオンズリーグでポルトに完勝
リヴァプールは現地時間火曜日の夜に行われたFCポルトとのアウェイゲームを5-1で制し、チャンピオンズリーグ・グループBの首位をキープしている。
レッズは、エスタディオ・ド・ドラゴンでのモハメド・サラー選手とロベルト・フィルミーノ選手のそれぞれ2ゴールのほか、サディオ・マネ選手の1得点で試合に勝利し、2位に2ポイント差をつけてグループBの首位に立っている。
ポルトとの一戦で18分にサラーが先制点を決めると、前半終了間際にマネ選手が追加点を決めてリードを広げた。
後半、エジプト人FWがシュートを流しこみ、スコアを3-0とした。その後、ポルトはメフディ・タレミ選手のヘディングシュートで1点を返した。
しかし、途中出場のフィルミーノ選手が最後の15分間でレッズに4点目と5点目をもたらした。
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鼠径部の負傷で欠場したトレント・アレクサンダー=アーノルド選手に代わって、ジェームズ・ミルナー選手が出場した。
前半
序盤はスロースタートだったが、カーティス・ジョーンズ選手の果敢な仕掛けが先制点を生み出す。
背番号17は左サイドから仕掛けると、ボールを右足に持ちかえ、ファーサイドにボールを流し込もうとする。これをポルトのGKディオゴ・コスタ選手が弾いたところに、サラー選手が素早く反応してゴールに押し込んだ。
その後、ディオゴ・ジョッタ選手が2度にわたってゴールを狙ったものの、好ブロックとコスタ選手の素晴らしいセーブに阻まれた。
その後もリヴァプールが優位に試合を進める。ジョーダン・ヘンダーソン選手が左サイドから枠の隅をつく直接フリーキックを放ったが、コスタ選手がかろうじて弾き、コーナーキックとなった。
しかし、しかるべくして前半終了間際に2点目のゴールが生まれる。
この日は右サイドバックとして出場したミルナー選手が、ポルトの選手たち一瞬動きが止まるほどの見事なクロスをボックス内に送る。そのクロスにファーサイドにいたマネ選手が合わせ、2点のリードをつけて前半を終えた。
後半
リヴァプールは、前半でのリードに満足することなく、どん欲に追加点を目指した。
アンディ・ロバートソン選手のシュートはコスタ選手にストップされる。さらにヘスス・コロナ選手のヘディングでのクリアが中途半端になったのを見逃さなかったジョッタ選手がゴールを狙ったが、ここもコスタ選手が立ちふさがった。
その後、またしてもジョーンズ選手の積極的なプレーから点差が3点に広がる。ジョーンズ選手は中央でボールを奪い、そのまま前方にボールを運ぶとフリーになっていたサラー選手を使い、そのサラー選手は落ち着いてゴールを決めた。
その一方で、フェレイラ選手に強烈なシュートを放たれるもアリソン・ベッカー選手が防いだ。
さらに、ジョッタ選手がボックス内で相手を落ち着いてかわして4点目を決めたかに思われたが、シュートはサイドネットに当たってしまった。75分には、ファビオ・ビエイラ選手のクロスにタレミ選手がヘディングで合わせると、アリソン選手の守るゴールネットを揺らし、ホームサイドが1点を返した。
しかし、リヴァプールはすぐにアドバンテージを3点に戻すことになる。フィルミーノ選手がゴールから30ヤードほどの距離からボールをゴールに流し込んだ。66分に投入された背番号9は、無人のゴールに向かってシュートを放ち、相手キーパーはボールがゴールラインを越えるのを阻止できなかった。
その後、VARののちにレッズに5点目がもたらされた。ジョーンズ選手のロングレンジのシュートはボックス内でブロックされたものの、そのルーズボールにフィルミーノ選手が咄嗟に反応し、この夜のゴールショーを締めくくった。