マッチレポート:リヴァプールはウェスト・ハムで今季初黒星を喫する
リヴァプールは、日曜日に行われたプレミアリーグで、ウェスト・ハム・ユナイテッドに3-2で敗れ、2021-22シーズンの初黒星を喫した。
パブロ・フォルナルス選手のコーナーキックを、アリソン・ベッカー選手がアンジェロ・オグボンナ選手の圧力を受けながらクリアしようとしたが、オウンゴールしてしまい、レッズはロンドン・スタジアムでの開始4分後にリードを許した。選手たちの抗議とVARのチェックが行われたが、ゴールの判定となった。
ユルゲン・クロップ監督のチームが同点に追いついたのはハーフタイムの4分前だった。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がボックス端から放ったフリーキックがゴール上に突き刺さった。
しかし、ハマーズは後半の半ばに、ゴール前に抜け出したフォルナルス選手がアリソンを超えるゴールを決め、再びリードした。その後、クルト・ズーマ選手がヘディングで3点目を決めた。
ベンチから出てきたディヴォック・オリギ選手が1点を返したが、リヴァプールは同点に追いつくことができず、4月以来の敗北を喫した。
チームニュース…
リヴァプールのチームシートは、ミッドウィークに勝利したアトレティコ・マドリード戦から1名を変更し、コスタス ・ツィミカス選手に代わってアンディ・ロバートソン選手が先発した。
リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、ジョッタ
サブ:ケレハー、コナテ、チアゴ、南野、ツィミカス、オリギ、フィリップス、ウィリアムズ、モートン
前半…
リヴァプールは、ロンドン・スタジアムでの敗北を免れれば、1983年にフットボール・リーグに加入して以来初の26試合無敗というクラブ新記録を達成できる可能性があった。
しかし、4分も経たないうちに、フォルナルス選手の左からのコーナーキックがゴールに向かい、アリソン選手がオグボンナ選手の圧力を受けながらクリアすることができず、リードを許した。ゴールキーパーは妨害されたと主張したが、VARのチェックにより、このゴールはオウンゴールと認められた。
VARはその直後にも使用され、ジョーダン・ヘンダーソン選手にタックルしたアーロン・クレスウェル選手にレッドカードが出される可能性をチェックした。しかし、最終的にはウェスト・ハムのサイドバックを支持した。
リヴァプールはボールを支配していたが、ウカシュ・ファビアンスキ選手が初めてゴールを守ったのは30分を過ぎてからだった。ヘンダーソン選手のクロスを受けたディオゴ・ジョッタ選手がヘディングでシュートを放ったが、ゴールネットの上をかすめた。
続いて、ズーマ選手のヘディングでのクリアがアレクサンダー=アーノルド選手の前にこぼれ、彼はボックス端からボレーシュートを放つがゴールを大きく超えた。
しかし、41 分には、エリア端から放ったフリーキックがハマーズの壁を超えてゴール隅に入り、背番号66番はゴールを決めた。
レッズはハーフタイム前に再び襲いかかり、サディオ・マネ選手のゴール前でのシュートは、エリア内でクレイグ・ドーソン選手に阻まれた。一方、ミハイル・アントニオ選手は完全にスルーパスを出したと思ったが、彼のタッチは反対側で回避された。
前半のアディショナルタイム6分間では、ホームチームのフォワードは、エリア内の危険な位置からシュートを放とうとしたが、フィルジル・ファンダイク選手がジャロッド・ボーウェン選手のシュートを阻止した。
後半…
後半に入ると両チームにチャンスがあり、まずはウェスト・ハムがコーナーキックからのボールをドーソン選手がヘディングシュートを放ち、クロスバーに当たった。
その後、アレクサンダー=アーノルド選手のピンポイントクロスを受けたロバートソン選手がワンタッチでゴール前のマネ選手へ折り返すが、12ヤードから放たれたボレーシュートはファビアンスキ選手に阻まれた。
続いて、モハメド・サラー選手は、マネ選手のクロスが相手選手に当たりこぼれてきたボールを振り抜いたが、ゴールを大きく外れた。
しかし、67分にウェスト・ハムが再びリード奪う。ボーウェン選手が中盤でボールを保持し、フォルナルス選手にスルーパスを通すと、彼は前進してきたアリソン選手を超える低い弾道シュートを決めた。
リヴァプールはすぐに反撃をしたが、ヘンダーソン選手からのクロスをヘディングシュートしたジョッタ選手のシュートはサイドネットに当たった。
レッズは、チアゴ・アルカンタラ選手とオリギ選手を投入し、何かも得ようとするが、残り15分にコーナーキックからズーマ選手がヘディングシュートを決め、ホームチームがさらにリードした。
残り7分でオリギ選手がスマートなターンとフィニッシュで点差を縮め、希望を持たせたが、アディショナルタイムのマネ選手の身を投げ出したヘディングシュートはゴールにならず、リヴァプールは今季初黒星を喫した。