リヴァプールは現地時間水曜日の夜、アンフィールドでFCポルトを2-0で破り、チャンピオンズリーグ・グループBでの連勝をさらに伸ばした。

すでにグループステージ突破を決めているリヴァプールは52分、チアゴ・アルカンタラ選手がハーフボレーでのロングシュートを決め、レッズが先制に成功する。

その後、モハメド・サラー選手が追加点を決めて2-0とし、今シーズンの通算得点を17に伸ばした。

この結果、今季のグループステージでの成績を5戦5勝とした。2週間後にはグループステージ最後の試合となるACミランとのアウェーゲームが控えている。

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リヴァプールは週末のアーセナル戦から4名を入れ替え、タイラー・モートン選手がヨーロッパデビューを果たしたほか、ネコ・ウィリアムズ選手、イブラヒマ・コナテ選手、南野拓実選手がスターティングラインナップに名を連ねた。ベンチにはアンディ・ロバートソン選手、ジェームズ・ミルナー選手、ディボック・オリギ選手が戻ってきた。

リヴァプール:アリソン、ウィリアムズ、マティプ、コナテ、モートン、チアゴ、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、南野

サブ:アドリアン、ケレハー、ファビーニョ、ファンダイク、ミルナー、ヘンダーソン、ジョッタ、ロバートソン、オリギ、フィリップス、アレクサンダー=アーノルド

試合内容

リヴァプールはグループ首位としてすでに決勝トーナメントへの出場権を獲得し、一方のポルトはグループ突破への望みがかかっていた試合ということもあり、アンフィールドではリヴァプールが積極的な立ち上がりを見せた。

メフディ・タレミ選手が放ったヘディングシュートは、ジョエル・マティプ選手に当たり、アリソン・ベッカー選手の守るゴールのポストをわずかにかすめた。

その直後、ポルトガルのチームはカウンターを発動し、リヴァプールのゴールに迫る。しかし、ルイス・ディアス選手が折り返したボールにオタビオ選手が反応するも、コスタス・ツィミカス選手のチェックにあい、シュートは枠外に外れた。

さらに、ツィミカス選手のコーナーキックにコナテ選手が頭で合わせてシュートを放ったが、これはGKディオゴ・コスタ選手の正面に飛んだ。

24分には、コスタ選手が蹴りだそうとしたボールがマネ選手に当たり、そのままサラー選手に渡ったが、サラー選手のこの日のファーストシュートはうまくミートすることができず、ゴールラインを割れなかった。

前半の終盤、リヴァプールは優位に試合を運び、リードを奪ったかに思われた。チアゴ選手のスルーパスを受けたマネ選手が落ち着いてゴールを決めたが、VARによってオフサイドと判定された。

その後、セネガル代表FWが左足で放ったシュートは枠を外れ、ノーゴールのまま前半が終了した。

後半開始早々、マテウス・ウリベ選手がコーナーキックの流れからボックス内で反転しながらのシュートを試みたが、これは枠をわずかに外れた。

その後、美しい形で試合の均衡は破られる。

ポルトのボックス内からのクリアボールにチアゴ選手が反応すると、遠目の位置から正確なダイレクトシュートを放ち、地を這うような強烈なシュートはゴールネットを揺らした。

その後、オックスレイド=チェンバレン選手が相手ゴールに迫ったほか、南野選手がネットを揺らすもオフサイドフラッグが上がっていたためノーゴールとなった。60分過ぎにはチアゴ選手とツィミカス選手に代わってヘンダーソン選手とロバートソン選手が投入された。

そして、この夜のリヴァプールの2点目をアシストしたのはヘンダーソン選手だった。

モートン選手が右サイドからボールを送ると、サラー選手はヒールパスでキャプテンにボールを預ける。そのヘンダーソン選手は、2人の相手選手をかわして、すぐさまボックス内のサラー選手にリターンパスを出すと、背番号11は相手ディフェンスをかわして、ニアにゴールを決めた。

ユルゲン・クロップ監督サイドは素晴らしい夜を締めくくり、2週間後にミラノで開催されるグループB最終節に弾みをつけた。