今回で239回目を迎えるエヴァートンとのマージーサイド・ダービーに向けて、リヴァプールに新たな負傷者はいないようだ。

ユルゲン・クロップ監督は、アンフィールドで開催された前節のサウサンプトン戦に出場した選手たちのコンディションは良好であることを明かした。

ジョー・ゴメス選手(ふくらはぎ)とナビ・ケイタ選手(ハムストリング)のトレーニング復帰が近づくものの、グディソン・パークでの試合には間に合わないようだ。

また、ロベルト・フィルミーノ選手(ハムストリング)とカーティス・ジョーンズ選手(目)もレッズの地元のライバルとの試合を欠場する見込みだ。

「ジョーは本当に良い状態だ」と、クロップ監督はAXAトレーニングセンターでLiverpoolfc.comに話した。「彼は本当にうまくやっているし、外でもいろいろなメニューをこなしている。来週にはトレーニングに参加できることを期待している」

「ナビにも同じことを期待しているよ。来週にはトレーニングに参加できているといいが、これ以上の報告はない」

監督はさらに次のように続けた。「(カーティスについて)新しい情報はない。待たなければいけない」

「ボビーの状態も良いが、完全に復帰するにはあと2週間ほどかかる。とはいえ、ほとんどはこなしている。怪我の程度によっては気をつけなければならないが、いたって順調だ」

一方のエヴァートンは、ドミニク・カルバート=ルーウィン選手(大腿四頭筋)、ジェリー・ミナ選手(ハムストリング)、トム・デイヴィス選手(膝)がメンバーを外れるようだ。

しかし、アンドレ・ゴメス選手が練習に復帰し、出場停止処分を受けていたリシャーリソン選手も停止が明けることで、スカッドは勢いづいている。

また、DFメイソン・ホルゲイト選手は、今月初めのトッテナム・ホットスパー戦でレッドカードを受けたため、今節は出場停止となっている。

ブルーズのラファエル・ベニテス監督は、試合前日の記者会見で次のように述べている。「選手のラインナップは同じだが、アンドレ・ゴメスが練習に参加している」

「ドミニク、ジェリー・ミナ、デイヴィスは起用できないが、チームには少なくともコンスタントに練習している選手がいる。これはこの先に向けて大きなアドバンテージとなる」

前節

ブレントフォード 1-0 エヴァートン(11月28日):ピックフォード、コールマン、ゴッドフレイ、キーン、ディニュ、ドゥクレ、アラン、ゴードン、タウンゼン、イウォビ、ロンドン

リヴァプール 4-0 アーセナル(11月27日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、チアゴ、マネ、サラー、ジョッタ