リヴァプールの成功に貢献したという南野拓実選手のモチベーションは絶対的なものだ。

日本代表のこの選手は、レッズの直近8試合の公式戦全てに出場しており、先日のアーセナル戦 (4-0) では、途中出場直後にアンフィールドで初ゴールを決めた。

この勝利の後、クロップ監督は南野選手を絶賛した。また、南野選手は今シーズンを通して、監督の攻撃オプションのひとつであり続ける決意を表明した。

「僕は常にモチベーションを高く保とうとしているが、監督のコメントが必ずしも僕のモチベーションをさらに高くするわけではない」と、背番号18番の選手はLiverpoolfc.comに説明した。

「これはプロ選手のやるべきことであり、僕は特別なことをしていない。限られた試合時間の中で、チャンスがあれば100%の力を発揮できるように努めている」

「そのためには、準備が必要だ。それがプロ選手に必要なことだよ。それでも、僕を評価してくれて、良いコメントをくれる人たちがいることはとても嬉しいよ」。

クロップ監督は、南野選手がいくつもの役割を果たすことができると述べており、この26歳の選手は次のように語っている。「ゴールに1番近い位置でプレーするのが僕のお気に入りのポジションだ。得点を決めることが僕の役割のひとつだと思っている」

「しかし、僕がどこでプレーするか決めるのは監督であり、色々なポジションでプレーできると言ってくれるのは、僕の武器にもなるので良いことだと思う。どのポジションでも、より高いレベルでプレーしたいと思っている」。

南野選手は、水曜日のマージーサイドダービーで4-1の勝利を収めた際、今季9得点目を獲得したディオゴ・ジョッタ選手からインスピレーションを受けているようだ。

「彼がクラブにフィットしているのは、誰が見ても明らかだ」と、ザルツブルク出身の南野選手は語った。

「スタッツを見れば一目瞭然だし、スタッツ以外でも彼の仕事ぶりを見れば、彼がクラブで最も重要な選手の1人であることが分かる。そうだね、これは良い刺激になるよ。このクラブには素晴らしい選手たちがたくさんいる。それによって、いつもモチベーションを高く保つことができる」。

次節は、ジョッタ選手の古巣であるモリニューでの試合で、南野選手はリヴァプールのタイトル獲得の可能性を維持するためにトップリーグ4連勝を目標にしている。

「ラウール・ヒメネス、アダマ・トラオレ、そしてザルツブルク時代のチームメイトだったファン・ヒチャンなど、ウルヴスには素晴らしい選手がたくさんいる。難しい相手になるだろう」と、彼は述べた。

「しかし、これらの厳しいチームに勝たなければ、プレミアリーグで優勝することができない。次の試合に勝ちたいし、もしチャンスを与えられれば、チームのために100%の力でプレーしたい」。