リヴァプールは、ディヴォック・オリギ選手のゴールが決勝点となり、ACミランを2-1で破った。この結果、チームはチャンピオンズリーグのグループステージを全勝で終えた。

モリニューでの勝利から3日経った現地時間火曜日、オリギ選手はサン・シーロで先発出場し、後半10分に試合を決定づけるゴールを決めた。

レッズは、フィカヨ・トモリ選手に先制点を許すも、モハメド・サラー選手の今季20ゴール目で同点に追いついた。これでリヴァプールは、チャンピオンズリーグのグループステージで6戦全勝した初のイングランドのチームとなった。

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ユルゲン・クロップ監督は、先発メンバーを8人変更した。アリソン・ベッカー選手、サディオ・マネ選手、サラー選手のみ、現地時間土曜日のリーグ戦から引き続いて先発した。

タイラー・モートン選手が中盤で先発したほか、イライジャ・ディクソン=ボナー選手、ジェームズ・ノリス選手、マックス・ウォルトマン選手、コナー・ブラッドリー選手の4人のアカデミー出身選手がベンチに入った。

前半

両チームともに慎重な立ち上がりだったが、レッズが試合の主導権を握り始める。しかし、ミランのGKマイク・メニャン選手に脅威を与えることができないでいたところで、トモリ選手がゴールを決めた。

チェルシーでもプレーしたディフェンダーは、コーナーキックからのシュートをGKアリソン選手がニアポスト付近で弾いたところに素早く反応してシュートを押し込んだ。

しかし、リヴァプールも反撃に出る。オリギ選手がミドルレンジから左足でシュートを放ったが、これはGKメニャン選手が防いだ。

しかし、その直後にリヴァプールは同点に追いつくことに成功する。

アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手がエリアの端からシュートを放つと、メャン選手はシュートを抑えることができない。シュートの跳ね返りをサラー選手が詰めて、ネットを揺らした。

後半

後半の立ち上がりはリヴァプールが優位に試合を進め、後半10分に逆転する。

後半10分、トモリ選手のルーズボールをマネ選手が拾うと、背番号10はそのまま強烈なシュートを放ち、メニャン選手がそのボールを弾く。

ボールはオリギ選手の近くにこぼれると、オリギ選手はファーサイドに向かって見事なヘディングシュートを押し込み、レッズはリードを奪う。

その後、クロップ監督は、怪我で離脱していたジョー・ゴメス選手とナビ・ケイタ選手を起用し、マネ選手とサラー選手をベンチに下げた。

その後、オリギ選手が2点目を狙ったが、ヘディングシュートは惜しくも枠を外れてしまった。その後、オリギ選手はファビーニョ選手と交代し、クロップ監督は結果にこだわった。

ミランはベスト16進出への望みをかけて終盤に猛攻をしかけたが、フランク・ケシエ選手との決定的なピンチはアリソン選手が見事なセーブで阻んだ。

結局、オリギ選手の記憶に残る新たなゴールが決勝点となり、リヴァプールは勝利を掴んだ。