リヴァプールは、アンフィールドでレスター・シティをPKで下し、カラバオカップ準決勝に進出した。

前半はレッズが3-1で負けていたが、後半に反撃を開始し、PK戦に持ち込んで5-4で勝利した。

L4での思い出深い一夜から、5つのトーキングポイントを紹介する…

再び恋に落ちた夜

リヴァプールの選手たちがいかに信念と闘志に満ち溢れているか、改めて思い知らされた。

違うメンバーで違う大会に臨んでも、最後のホイッスルが吹かれたときに驚きを与えてくれる赤いチームだ。

「以前から大好きだったが、また恋に落ちた」と、ユルゲン・クロップ監督はLiverpoolfc.comの取材に答えている。「なぜなら、彼らが見せるのは信じられないほどの個性だからね」

確かに、そういう夜だった。

ハーフタイムの3枚替えがリヴァプールを優位に進めた。ディオゴ・ジョタ選手、ジェームズ・ミルナー選手、そしてイブラヒマ・コナテ選手は息つく暇もない45分間で重要な役割を果たした。ナビ・ケイタ選手も30分間の見事なパフォーマンスで、このコンテストに足跡を残した。

ジョッタ選手が3-2にした後、アンフィールドは騒然となったが、アディショナルタイムに南野拓実選手が同点弾を決め、スタジアムの雰囲気がさらに盛り上がった。

PK戦の地点では、勝者が1人にしかいないように思えた。

「特別なグループなんだ」と、ボスは付け加えた。

ケレハーという男

PK 戦勝利の後に飛び出したのが、2019年10月のフィルジル・ファンダイク選手の格言だ。

ルーク・トーマス選手とライアン・バートランド選手のPKをセーブし、ジョッタ選手が勝利を決めた。

この試合でもアイルランド共和国代表選手のプレーが光っていた。

ケレハー選手がリーグカップのPK戦でヒーローになるのはこれが2度目で、ファンダイク選手のツイートが促したアーセナルとの5-5の試合でのヒーローぶりを再現した。

PKに対する心構えについて、GKはこう語った。「この瞬間を楽しむんだ、いい瞬間だね」

「プレッシャーはあまりないし、もしセーブできなければそれはそれで仕方ない事だが、僕はいつもセーブするチャンスを楽しんでいる」

タキの時間

リヴァプールの背番号18番は、カラバオカップへの愛着を持ち続けている。

南野選手のこのタイムリーなゴールで、2000年初頭にヴラディミール・シュミツェル氏以来初のリーグカップ3試合連続ゴールを達成したレッズの選手となった。

その結果、今シーズンにおけるこの大会のチーム最多記録4得点を更新し、監督から賞賛を浴びた。

「今夜の活躍はもちろん、ここ数ヶ月、数年にわたる彼の活躍はこのゴールにふさわしいものだった。だから本当に嬉しいよ」

ディオゴ・ジョタ選手

ジョッタ選手は、最後のPKを成功させ、リヴァプールの準決勝進出を決めたことに満足げな表情を浮かべていた。「メリークリスマス、レッズ」これが試合後の彼のメッセージだった。

この試合では、68分に決めた一撃がチームの望みを繋ぎ、ここ1ヶ月間、ゴール前での好調を維持した。

背番号20番の選手は、現在、全ての大会に直近7試合出場し6ゴールを記録している。

「ディオゴ・ジョタを投入すると、非常に助けになる」と、クロップ監督は評価した。

もちろんだよ、ボス。

次はアーセナル

水曜日の深夜にリヴァプールがアーセナルとベスト4で組まれたのは当然だろう。

この2チームは3シーズン連続でカラバオカップのどこかのステージで対戦している事になる。

来月の試合は、レッズとガナーズにとって13回目のリーグカップ戦となる予定だ。これは、大会史上最も多く対戦した試合となった。

2月27日にウェンブリーで行われる決勝戦への出場権をかけて、リヴァプールは記録的な9回目のリーグカップ優勝を目指す。