南野拓実選手が、以前にギネス世界記録を達成したときの変わった方法について説明している。

2014年1月、日本のセレッソ大阪に在籍していたフォワードは、駆け出しのプロサッカー選手としてのキャリアの合間を縫って、1分間で合計187回ものハイタッチを達成した。

南野選手本人に説明してもらうしかないだろう。

「はい、1分間に何人とハイタッチをできるかという世界記録を持っていたが、今は破られたようだよ」と、リヴァプールの背番号18番は、水曜日に行われたカラバオカップ、レスター・シティ戦のマッチデー・プログラムで語っていた。

「僕がセレッソ大阪でプレーしていた頃、クラブが主催する地域の人たち、町の人たちのためのイベントだった。ショッピングセンターに200人ほどの行列ができ、僕はチームの中で一番若い選手だったので、それに選ばれたんだ」

「列に沿って走り、ハイタッチ をして、なんとかギネス世界記録に載せることができた」

「とても良い思い出で、今でもその話をすることがあるよ。僕がリバプールでこんな風にゴールを祝ったら、楽しいかもしれないね!」

そして、アンフィールドで行われたレスター戦では南野選手の活躍が目立った。

レッズは2-0と3-1のビハインドからPK戦にまで持っていき、26歳の選手は95分に同点ゴールを決め、カラバオ・カップで得点を量産している。

南野選手は自身のPKをバーに当てて外したが、それでもユルゲン・クロップ監督率いるチームは5-4で勝利し、来月に行われるアーセナルとの準決勝に進むことができた。

コップエンドでの決定的なフィニッシュは、南野選手の2021-22シーズンここまでの5ゴール目だった。そして、南野選手はそのほかにも、自身のことや野望など、番組内で紹介されたインタビューに答えている。

以下、要約をご覧ください…

カラバオカップでのプレーを楽しんでいることについて

カラバオカップでより多くの試合に出場できていることは、僕にとっていい機会だよ。自分の実力を発揮し、証明するチャンスであり、チームの勝利に貢献できたことをうれしく思う。これからもっと頑張っていきたいね

リヴァプールでのこれまでの2年間について

このクラブでは、とても楽しい時間を過ごしているよ。リヴァプールでプレーすることは子供の頃の夢だった。昔はリバプールの試合を見るのが好きだったし、プレミアリーグは日本でも人気のあるリーグだ。このリーグでプレーすることは僕の夢の一つだったので、ここで本当に楽しい時間を過ごしている。もっともっと貢献したいと思っている。もちろん、雨や雲の多い天気もあるけど、それはそれで良いね。イギリス料理は?フィッシュ・アンド・チップスが好きだよ。街の雰囲気はとても良いね。COVIDのせいで、まだイギリスを知る機会が少ないんだ。これからもっとイギリスを好きになるものを見つけていきたいね。

これまでのクラブでのお気に入りの瞬間について...

これまでで一番好きな瞬間は、プレミアリーグを制覇したときだね。アンフィールドでトロフィーを掲げ、僕はリバプールの選手としてそれを成し遂げた。その瞬間が一番好きで、その後最初に電話したのは両親、家族だった。

昨シーズン、サウサンプトンにレンタル移籍したメリットについて...

プレミアリーグのスピードとパワーに慣れるために、試合に出ることは選手としてとても重要なことだった。リバプールに戻ってきてから、サウサンプトンにレンタル移籍した経験がとてもよかったと感じているが、やはりもっともっと力を発揮して、高いレベルでプレーした経験を生かしたいね。プレミアリーグはすべてがハイレベルだよ。例えば、攻撃から守備への切り替えが比較にならないほど速いし、試合のスピードも格段に速い。ここではすべてがハイレベルで、それに慣れないとそのレベルには到達できない。

もうすぐ27歳になること、そして選手としてピークを迎えていると感じているかどうか...

サッカー選手にとって、26歳から30歳はベストな時期であり、選手としてピークに達することができる時期だ。この年代の自分としては、できるだけ多くの試合に出たいと思っているが、世界最高のクラブにいる。このクラブで自分のキャリアの中で最高の時間を過ごすことができている。以前から言っているように、僕はこのクラブに少しでも貢献したいと思っている。それが僕にできることだよ。