リヴァプールは、現地時間日曜日に行われる敵地チェルシー戦を負傷のチアゴ・アルカンタラ選手と南野拓実選手を欠いて戦うことになると見られる。

現地時間金曜日にユルゲン・クロップ監督は、チーム内にCOVID-19の陽性反応の疑いのある選手が3名いたことを明かした。

記者会見で監督は次のように話した。「チームに3人のコロナウイルスの感染者がおり、スタッフにも何人かいる。現時点で好ましいことではないね」

「PCR検査などてプロセスを踏んでいるところなので、名前を明かすことはできないが、明後日にはメンバーを知ることになるだろう。そのときには誰が感染したのかは明らかになると思う」

前節のレスター・シティ戦を欠場していたチアゴ選手と南野選手の両選手について、指揮官は次のように述べた。「タキ(南野拓実選手)は復帰が近づいていると言える。外をランニングしているからね」

「チアゴはまだだ。(復帰まで)もう少しかかるだろう。股関節の問題で、原因がわかっていない。彼のことは辛抱強く待たなければならない」

トッテナム・ホットスパー戦で退場処分になっていたアンディ・ロバートソン選手も、今節が出場停止処分の最後の試合となるため欠場することが決まっている。

サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルド選手は、この試合に出場すればクラブ通算200試合出場の節目となる。

一方のチェルシーは、ミッドウィークに行われた1-1に終わったブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でリース・ジェイムズ選手が負ったハムストリングの負傷の診断結果を待っているところだ。

アンドレアス・クリステンセン選手は背中の問題のためにその試合を前半のみの出場となっていた。また、チアゴ・シウヴァ選手はハムストリングの問題のため欠場している。ティモ・ヴェルナー選手は最後にブルーズの試合に出場した12月11日以来、試合に出ていない。

膝の手術を受けたベン・チルウェル選手は、今季残りの試合を欠場することになりそうだ。

トーマス・トゥヘル監督は次のように話している。「手術を受けたチリー(ベン・チルウェル選手)には、早く復帰できることを祈っているよ。ただ、彼の今シーズンはもう終わったように思われる」

「リースはハムストリングの怪我で筋肉系の問題を抱えている。筋肉系の怪我のときにはいつもそうだが、検査がもう少し後になりそうだ。少し待ったほうが検査の写真がよいものになるからね」

「そのため検査結果の写真は今日の遅くに出て、それからいろいろ考慮しながら決定する。2人のウイングバックの状況はこの通りだ」

前節

チェルシー 1-1 ブライトン&ホーヴ・アルビオン(12月29日):メンディ、リュディガー、クリステンセン、アスピリクエタ、プリシッチ、コヴァチッチ、ジョルジーニョ、ジェイムズ、マウント、ハドソン=オドイ、ルカク

レスター・シティ 1-0 リヴァプール(12月28日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ツィミカス、ファビーニョ、ヘンダーソン、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、ジョッタ