ユルゲン・クロップはジョエル・マティプ選手とアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手のコンディションを明かした上で、クリスタル・パレス戦に向けて新たな怪我人が出ないことを願うと述べた。

マティプ選手は現地時間木曜日の夜に行われたアーセナルとのカラバオ・カップ準決勝セカンドレグで、前半のみの出場で交代していた。クロップ監督は金曜日に、彼の交代は予防的なものだったと明かした。

「ジョエル(の交代)は戦術的なものではなかった。ジョエルは本当に良かった」と監督は話した。

「我々は何かが100パーセント正しいとは言えないと思った。それに5人の選手交代ができた。『我々に何ができるだろうか?』と問うような状況ではない。イブ(イブラヒマ・コナテ選手)とジョー(・ゴメス選手)がベンチに控えていたため、そのまま交代した。それだけだ」

オックスレイド=チェンバレン選手は足首の問題でエミレーツ・スタジアムでの試合を欠場していた。クロップ監督は現地時間日曜日のセルハースト・パークでのプレーに間に合うかどうかはわからないとした。

 「オックスは、昨日(木曜日)には走っていたが、そうだからと言って今日どうなるかはわからない。彼が試合前にトレーニングできれば助かるが、まだわからない」と監督は述べた。また、監督はチームの最新情報を話した。

次のように続けている。「私が知っている限りでは、残りは軽い負傷だけだ。そうだ、我々は相応の怪我を受けている。パルテイがファビーニョに出した2枚目のイエローカードは、怪我に繋がってしまった」

「私は何も聞いていない。そういうとき、ほとんどはポジティブなものだ。だが、記者会見の後で驚くようなことを聞くときもある。でも、それ以外のことはわからない」

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一方、ハーヴェイ・エリオット選手は、インターナショナルブレイク後に出場できる見込みだ。この背番号67は、足首の怪我から4か月が経過したが、今週初めには全体練習に復帰した。

ナビ・ケイタ選手サディオ・マネ選手モハメド・サラー選手はアフリカネイションズカップ(AFCON)に参加中のため、今節もリヴァプールの試合には出場できない。。

一方のパレスは、ガーナ代表がアフリカネイションズカップから敗退したことで、リバプール戦にジョルダン・アイェウ選手が出場できるようになった。シェイク・クヤテ選手ウィルフリッド・ザハ選手は大会に残っている。

パトリック・ヴィエラ監督は現地時間金曜日に、アイェウ選手が先発する可能性を質問された。

「まだ試合まで2、3日あるため、わからない」とイーグルスの指揮官は答えた。

「彼は今日、トレーニングの前半部分に参加した。明日(土曜日)に彼のコンディションを確認するために話をするつもりだ」

ジェイムズ・マッカーサー選手ジェイムズ・トムキンス選手が、負傷による欠場を見込んでいると明かしたヴィエラ監督は、先発メンバーの選択に関して難しい決断を迫られているとも話した。

「私が選手たちに求めているのはまさにこれだ。ポジション争いをして、出場機会があればチームの良い結果のために自分の良さを発揮してもらうことだ」

マイケル(・オリーセ)は本当によくやってくれたし、彼はこれからも先発メンバーに入るためにチャレンジし続けなければならない。ジャック(バトランド)も同じで、ビセンエ(グアイタ)に迫らないといけない。それがチーム全体の要求と質を高めることになると思う」

9月に行われたアンフィールドでの対戦では、3-0でレッズの勝利に終わった。

ヴィエラ監督は次のように話した。「あの試合では、2、3点奪えるようなチャンスを作れたというポジティブな面もあったが、その一方で、3失点して負けて帰ってきてしまった。あの試合を分析して、改善点が判明した」

「チームは良くなってきていると思うが、まだそこまではいっていない。リヴァプールは、ヨーロッパで最も偉大なチームのひとつだと思う。我々は勝つかもしれないし負けるかもしれないが、観る人にとってはそのインテンシティを楽しめるだろう」

「難しい試合になるだろうが、これまでのホームでの成績は良い。チームが期待しているような、相手にとって難しい試合をしなければならない」

直近の試合

ブライトン&ホーヴ・アルビオン 1-1 クリスタル・パレス(1月14日):バトランド、ミッチェル、グエーイ、アンデルセン、ウォード、ヒューズ、シュラップ、ギャラガー、オリーセ、エドゥアール、エゼ

アーセナル 0-2 リヴァプール(1月20日):ケレハー、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、ジョーンズ、ゴードン、ジョッタ、フィルミーノ