リヴァプールは現地時間木曜日の夜にアンフィールドでレスター・シティと対戦し、ディオゴ・ジョッタ選手の2得点で2-0の勝利を収めた。

ジョッタ選手は34分、コーナーキックからのフィルジル・ファンダイク選手のヘディングシュートのこぼれ球に詰めて、レッズに最初のリードをもたらす。

後半には、モハメド・サラー選手がピッチに立ち、久しぶりのリヴァプールでのプレーとなった。サラー選手はクロスバーを直撃するシュートを放つなど、追加点に迫った。

残り時間3分となったところでレッズに2点目が生まれた。ジョエル・マティプ選手がエリア内に流したボールをジョッタ選手が受けて、そのままゴールネットを揺らし、これが勝利を決定づけるゴールとなった

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ルイス・ディアス選手はリヴァプールでの初先発を飾った。サラー選手はアフリカネイションズカップからチームに復帰し、今節はベンチスタートとなった。

中盤はチアゴ・アルカンタラ選手が怪我から復帰したが、ジョーダン・ヘンダーソン選手は背中の問題で欠場した。

スターティングメンバー:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ジョーンズ、チアゴ、ディアス、ジョッタ、フィルミーノ

サブ:ケレハー、コナテ、ミルナー、ケイタ、サラー、オックスレイド=チェンバレン、南野、ツィミカス、エリオット

試合内容

リヴァプールはプレミアリーグ首位・マンチェスター・シティとの勝ち点差を縮めるべく、アンフィールドで積極的な立ち上がりを見せた。しかし、この試合で最初にチャンスを作ったのはレスターだった。

カウンターからエリア内のスペースに飛び出したジェームズ・マディソン選手がシュートを放ったが、ここはアリソン・ベッカー選手がクロスバーの上へと弾いた。

一方のリヴァプールは、ディアス選手が左サイドで好プレーを見せて、19分に攻勢をかける。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手が左足で放ったシュートは、カスパー・シュマイケル選手のこの試合最初のセーブで防がれた。

この右サイドバックはアンディ・ロバートソン選手を目掛けてクロスを供給したが、ボックス内で相手ディフェンダーの対応にあい、わずかに合わなかった。

33分、フリーキックの流れからロベルト・フィルミーノ選手にボールが渡るが、混戦の末に放ったボールはマーク・オルブライトン選手にはじき返されてしまった。

しかし、それで得たコーナーキックからリヴァプールが先制する。アレクサンダー=アーノルド選手のキックに合わせたファンダイク選手の強烈なヘディングシュートはシュマイケル選手に防がれたが、そのこぼれ球にジョッタ選手が素早く反応した。

ロバートソン選手のセンタリングはシュマイケル選手のパンチングによってカーティス・ジョーンズ選手の頭上を越えていったが、そのセカンドボールをチアゴ選手が華麗なオーバーヘッドキックで追加点を狙った。しかし、ボールはわずかに枠外に外れた。

さらに、フィルミーノ選手は2度にわたってゴール前に侵入しゴールを狙ったが、相手ゴールキーパーの正面だった。

後半開始後もシュマイケル選手を脅かす。ジョッタ選手の矢のように鋭いシュートはポストをかすめた。

60分、ディアス選手が左サイドから切れ込み、シュートを放つが、ゴールとはならなかった。その直後のコーナーキックでは、ファンダイク選手の落としにジョッタ選手が反応した。

その後、ジョーンズ選手とフィルミーノ選手に代えて、ハーヴェイ・エリオット選手とサラー選手が投入された。

74分、サラー選手は持ち味である体の強さと技術を発揮してチャンスを作ったが、シュマイケル選手がポスト付近で体を張ったことで、ほとんど角度のない位置からゴールにねじこむことはできなかった

その直後、サラー選手はウィルフレッド・エンディディ選手を翻弄し、シュートまで持ち込んだが、相手キーパーの右手に阻まれ、またしてもゴールとはならなかった。

その後、サラー選手は右サイドから巻きのシュートを放つも、クロスバーを直撃した。その後、ディアス選手のシュートはシュマイケル選手にセーブされてしまう。

82分、その2人は再度コンビネーションを見せる。サラー選手はリターンパスをディアス選手に通し、ゴール前でシュートを放つが、ここもセーブされた。

しかし、その直後、ジョッタ選手がこの日2ゴール目を決め、勝ち点3を確実なものにした。マティプ選手がボックス内で縦パスを通すと、ジョッタ選手がターンののちにシュートを決めた。