現地時間水曜日の夜、チャンピオンズリーグベスト16のファーストレグが行われ、リヴァプールはロベルト・フィルミーノ選手とモハメド・サラー選手のゴールでインテルに2-0で勝利した。

フィルミーノ選手はサン・シーロで行われた試合に途中出場すると、75分にコーナーキックから値千金のヘディングで先制点を挙げた。

その8分後にはサラー選手がダメ押しの追加点を決めた。レッズは2ゴールのアドバンテージとともに来月に開催されるセリエA王者との第2戦に臨む。

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先の週末にバーンリーを下した先発メンバーから4選手が変更になった。イブラヒマ・コナテ選手、チアゴ・アルカンタラ選手、ディオゴ・ジョッタ選手が先発したほか、ハーヴェイ・エリオット選手はチャンピオンズリーグでのデビューを果たした。

前半

最初の45分間は、両エンドで面白い試合展開が繰り広げられた。

ラウタロ・マルティネス選手とチアゴ選手がそれぞれボックス手前からシュートを放ち、両チームがゴールに迫った。

アンディ・ロバートソン選手のフリーキックに反応したサディオ・マネ選手が頭で合わせたものの、わずかに枠を外れた。一方、左サイドからのイヴァン・ペリシッチ選手のクロスを受けたハカン・チャルハノール選手が、トラップしたのちに角度のないところからシュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃した。

その後、カウンターアタックから両サイドに絶好のチャンスが訪れたが、それぞれ、チャルハノール選手とコナテ選手がインターセプトで凌いだ。

前半の最後のチャンスはインテルだった。コーナーキックからミラン・シュクリニアル選手が頭で合わせたが、ここもわずかに枠を外れた。

後半

後半からレッズはジョッタ選手に代えてフィルミーノ選手をピッチに投入する。

後半開始早々、ホームチームがリードを得ようとする。デンゼル・ドゥンフリース選手とのスイッチの流れからペリシッチ選手が出したパスは、マルティネス選手にわずかに合わなかった。

相手の攻勢を受けたリヴァプールは、マネ選手、エリオット選手、ファビーニョ選手に代えてルイス・ディアス選手、ナビ・ケイタ選手、ジョーダン・ヘンダーソン選手を投入するという3枚替えを行った。

レッズでのヨーロッパデビューを果たしたディアス選手は、投入から数分でゴールに迫る。しかし、至近距離からのシュートはシュクリニアル選手のブロックに止められてしまった。

しかし、ビジターチームはその後に訪れたチャンスをゴールに繋げる。

ロバートソン選手がゴールキーパーに向かうボールのコーナーキックを蹴ると、ニアでフィルミーノ選手が頭で合わせて、ボールはファーサイド側のサイドネットに吸い込まれた。

さらに、アレクサンダー=アーノルド選手のフリーキックをフィルジル・ファンダイク選手が頭で落とす。そのセカンドボールをサラー選手がゴールに向かって蹴り込むと、インテルの選手に当たってわずかにコースが変わり、ゴールネットを揺らした。