ユルゲン・クロップ監督は、水曜日に行われるベンフィカとの対戦に向け、リヴァプールが引き分けに終わったマンチェスター・シティ戦での身体的疲労を考慮してチームを決定する予定だ。

レッズは、アンフィールドで行われるチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグを前に、ポルトガルのチームに3-1と優位に立っている。試合はエティハド・スタジアムでの2-2の熱狂的なドローから72時間後に行われる。

クロップ監督率いるチームは土曜日に行われるエミレーツFAカップ準決勝で再びシティと対戦するが、ウェンブリーでの次の試合はベンフィカ戦に向けた監督の人選に影響を与えないだろう。

「次の試合は明日の試合のメンバーに全く影響を与えないが、最後の試合は影響を与える。なので、見てみなければならない。明らかに超強行日程だ」と、クロップ監督は試合前日記者会見で語った。

「私が知っている限りでは誰も怪我をしていないが、誰がこの試合に十分なフレッシュさがあるのかを確認する必要がある。なぜなら、非常に重要なゲームとして捉えているからね。我々はサッカーの世界で生きている。ファーストレグを3-1で勝つということは、試合に関係のない人たちにとっては、『ああ、(彼らは)まだ中間点なんだ』と思っているのだろう」

「そして、試合の前後でシティと対戦し、誰かが別の場所に集中することができるような状態だ。正直なところ、我々は少し違った見方をしている」

「これは我々にとって超、超、超、超、超重要な試合であり、何度も言っていることだ。昨年はチャンピオンズリーグの出場権を得るために懸命に努力したが、今回は準決勝に進出できた。これは信じられないことだ。そして、明日の夜には、それが我々にとって大きな意味を持つことを示したいと思っている」

ディオゴ・ジョッタ選手とサディオ・マネ選手が水曜日の夜に警告をもらい、リヴァプールが勝ち進んだ場合、ともに準決勝のファーストレグを欠場することになる。

一方ベンフィカは、この試合に臨む24人の遠征メンバーを選出した。ロドリゴ・ピーニョ選手とルーカス・ベリッシモ選手が長期離脱している。

スボンでのファーストレグで中盤の右で先発したラファ・シルバ選手は、トレーニングを欠席しており、出場はないだろう。

アンフィールドで待ち受けている課題について、ネルソン・ベリッシモ監督は次のように語っている。「我々は、野心と信念を持ってこの試合に臨む」

「2点差であることは分かっているが、得点すれば状況は変わる。先に得点すれば、試合の流れを変えることができる」

「相手は世界最高のチームの1つだ。攻撃時には効果的で安定したプレーをし、リヴァプールの戦略を考慮しなければならないだろう」

前節

マンチェスター・シティ 2-2 リヴァプール (4月10日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、チアゴ 、マネ、サラー 、ジョッタ

ベンフィカ 3-1 ベレネンセス (4月9日):ヴラホディモス、アンドレ・アルメイダ、オタメンディ、モラト、ヴェルトンゲン、メイテ、ターラブト、ジョアン・マリオ、ディオゴ・ゴンサウヴェス、エヴァートン、ダルウィン