アンディ・ロバートソン選手とディヴォック・オリギ選手がヒーローとなり、リヴァプールは日曜日のプレミアリーグエヴァートン戦で2-0の勝利を収めた。

アンフィールドでの激しい試合は、後半のロバートソン選手の先制点とオリギ選手のマージーサイドダービー6点目という2つのヘディングシュートによって、レッズが勝利した。

この結果、ユルゲン・クロップ監督率いるチームは今シーズンのリーグ戦でブルースに2連勝し、首位マンチェスター・シティに勝ち点1差まで迫った。

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クロップ監督は、ミッドウィークのマンチェスター・ユナイテッド戦のメンバーから2名変更した。ルイス・ディアス選手とジョーダン・ヘンダーソン選手に代わって、ディオゴ・ジョタ選手とナビ・ケイタ選手を先発させた。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ケイタ (60分、オリギ) 、チアゴ、マネ (60分、ディアス ) 、サラー、ジョッタ (82分、ヘンダーソン)

サブ:ケレハー、コナテ、ミルナー、ゴメス、ジョーンズ、ツィミカス

前半

240回目マージーサイドダービーは、序盤から闘争心が漂い、ハーフタイムが近づくにつれ、どちらのペナルティエリアでも目立った動きは見られなくなった。

21分、サディオ・マネ選手がプレーに勢いをつけようとする。ケイタ選手のパスを受けたセネガル代表の選手が、中央でアラン選手をターンで振り切る。

エヴァートンのエリア手前からカーブを描くようにシュートを放ったが、これは1ヤードほど高く、ゴール右上に外れてしまった。

一方、アントニー・ゴードン選手は、ボックス左からカットインした際にケイタ選手のプレッシャーを受けながら倒れ、シミュレーションの判定で警告を受けた。

ロバートソン選手の低い弾道のパスを受けたジョタ選手がシュートを放つと、ニアサイドのポストに当たって外れた。その後、訪問者が前半で最大のチャンスを作る。

カウンターアタックで、リシャーリソン選手のパスに走りこんだアブドゥライエ・ドゥクレ選手がオフサイドトラップを破った。しかし、ジョエル・マティプ選手がプレッシャーをかけると、ドゥクレ選手は低い弾道のシュートを放ち、ゴールの枠を外れた。

キックオフ時からあった緊張感は、インターバルが迫るにつれてチーム間で高まり続け、ハーフタイム直前にはドゥクレ選手とマネ選手がともに警告を受けた。

後半

後半開始早々、ケイタ選手が遠目からシュートを放つが枠外。リバプールがポゼッションを支配するリズムになった。また、ブルースもこのままではいけないと思った。

53分には、ゴードン選手が後方でフリーになり攻撃できるスペースができた。マティプ選手のカバーで倒れ、エヴァートンがPKの主張をするが無視された。

その直後、ゴードン選手が再びレッズの背後に回り込み、左チャンネルに入ったアレックス・イウォビ選手の巧みなフックパスを受けた。しかし、その低いシュートはファーポストから大きく外れてしまった。

トレント・アレクサンダー=アーノルド選手は、エヴァートンの最初の攻撃でゴードン選手を止めるためのスライディングタックルをし、警告を受けた。そして、クロップ監督は2枚の選手交代を行った。

ディアス選手とオリギ選手がマネ選手とケイタ選手に代わって投入され、ホームチームが2分以内に先制した。

サラー選手とオリギ選手がエリア内で巧みなコンビネーションを見せ、サラー選手がバックポストへ絶妙なクロスを上げた。そこへ、ロバートソン選手がヘディングでエヴァートンのゴールネットを揺らし、アンフィールドを興奮の渦に巻き込んだ。

レッズはすぐに2点目を獲得できそうだった。コーナーキックからアレクサンダー=アーノルド選手がふんわりとボールを上げ、マティプ選手がゴールに向かってしっかりと頭で合わせる。しかし、メイソン・ホルゲイト選手がライン上でクリアし、サラー選手がそのリバウンドをゴールへ蹴り込むが枠外。

デマーレイ・グレイ選手は、20ヤードの地点からシュートを放ったが、大きく外れた。さらに、デレ・アリ選手からのクロスをイウォビ選手が合わせようとしたとき、ロバートソン選手が6ヤードボックスの内側からクリアした。

チアゴ・アルカンタラ選手のサイドシュートは、シェイマス・コールマン選手に当たるが、ジョーダン・ピックフォード選手に阻まれる。しかし、85分にレッズは決定的な2点目を奪う。

ヘンダーソン選手が右サイドから深い位置で放ったクロスを、ディアス選手がエリア内でアクロバティックなシュートをし、このシュートをオリギ選手がピックフォード選手の頭上を通過させ、辛勝を収めた。

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