リヴァプールFCは、アバディーンからスコットランドU21代表のカルヴァン・ラムゼイ選手を獲得した。また、国際ライセンス取得を条件とする。

右サイドバックは、AXAトレーニングセンターでメディカルチェックを受け、移籍の最終手続きを行った後、長期契約でレッズに加わる。

ラムゼイ選手はアバディーンのユースチームを経て2021年3月にシニアデビューを果たし、39試合に出場、9アシスト、1ゴールを記録してチームを去った。

18歳の彼は、2021-22年のスコットランドサッカー記者協会の年間最優秀若手選手に選ばれ、PFAスコットランド年間最優秀若手選手賞の最終候補にも選ばれた。

ラムゼイ選手は、移籍後初のインタビューで、Liverpoolfc.comにこう語っている。「とても嬉しい。ここに来られて、本当に夢のようだ」

「アバディーンでプレーし、そして今、世界一とは言わないまでも、最も大きなクラブのひとつでプレーできることは、夢のようなことだった。大きな成果だ。ファンの皆さんに自分の力を見せするのが楽しみ」

「プレシーズンに来て、クラブのみんな、スタッフ、選手たちに自分の力を見せて、そこからどうなるかを見たいと思う」

ラムゼイ選手は、ダルウィン・ヌニェス選手の加入と、7月1日にファビオ・カルバーリョ選手が正式に加入することを発表したのに続き、リヴァプールにとってこの夏3人目の新戦力となった。

これまでスコットランドU21代表として3度のキャップを持ち、昨シーズンはアバディーンでヨーロッパカンファレンスリーグでの経験を積んだディフェンダーが、レッズで22番のシャツを着ることになる。

そして、ユルゲン・クロップ監督が率いるチームが来月から2022-23シーズンに向けて準備を始めるとき、新しいチームメイトと一緒にスタートすることを、すでに楽しみにしているようだ。

「トレント・アレクサンダー=アーノルド選手やハーヴィー・エリオット選手のような若い選手もたくさんプレーしてきたし、他にもたくさんいる」とラムゼイ選手は言う。

「それは僕がここを選んだ理由の一つでもある。単に大きなクラブというだけでなく、若い選手にもトップチームでプレーするチャンスを与えてくれる」

「プレシーズンに参加し、自分の力を発揮できれば、トップチームのメンバーに入れない理由はない」と語った。