ユルゲン・クロップ監督は、南野拓実選手のクオリティと姿勢が近年のリヴァプールの成功の大きな要因であると見ている。

日本代表FW選手は本日、2年半に渡り55試合に出場した後、リーグ1のASモナコへ完全移籍することになった。

2020年1月にレッドブル・ザルツブルクからアンフィールドにやってきた南野選手は、最初のシーズンで14試合に出場し、プレミアリーグ優勝のメダルを獲得した。

2021-22シーズンの間にカラバオカップとエミレーツFAカップでクラブ得点王に輝き、クロップ監督率いるチームの国内カップ戦2冠達成に貢献した。

南野選手のモナコ移籍のニュースを受けて、クロップ監督はLiverpoolfc.comにこう語った。「タキを見送るのはつらいが、彼にとっては素晴らしい移籍であり、彼にふさわしい移籍だ」

「素晴らしいプロフェッショナル。超、才能あるプレーヤー。人間的にも温厚で、みんなをポジティブな気持ちにさせてくれる。正直なところ、監督の夢だ」

「うまくいかなかったと思う人もいるはずだ。そう思う人たちは間違っている。私はそれを受け入れない」

「彼の貢献度は、先発出場という点で、我々が与えられた機会よりもはるかに大きい。試合だけでなく、トレーニングのすべてのセッションで、彼は毎日、我々を向上させてくれた。完璧な心構え。勝者のメンタリティーだね」

「彼のパフォーマンスとゴールがあったからこそ、チャンピオンズ・ウォールの模様替えを何度も行うことができた。彼の功績は、時の試練に耐えるものだ」

「彼はモナコで大きな成功を収めるだろう。彼がモナコで成長していく姿を、我々は祝福と羨望の念をこめて見守ることだろう」

「彼は、我々の感謝と希望を胸に旅立っていく。ありがとう、タキ」